長編(ブック)

□第四話
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天気も良好、波も穏やか 

久しぶりの航海は何事もなく進んでいた。


ナミ「そういえばアリアさんって…」

『アリアでいいわ』

ナミ「…アリアはルフィの賞金知ってるの?」

『もちろん 家の下にある町医者用の部屋に飾ってあったの』

ウソ「そしたら町の人達も知ってたのか…」

『ええ 弟の話はいつもしてたからよく知ってるわ』


ナミ「ちょっとブラコンなのかしら…」

ウソ「いーや…ちょっとじゃねェよ…あれ見ろ」


ルフィ「なぁなぁ 海賊王の死刑台一緒に行こう!」

『まぁ…行くところもないし…良いけど』

ルフィ「よしっ きっとすんげェとこだよ!! 
  腹が減ったな…サンジィ〜飯ィ!!」

『あれ? さっき食べなかったかしら?』

ルフィ「あれは朝飯だ」

『もう……』


普通の姉弟の会話だが その恰好に問題があった。

膝枕をしながら会話をしていることだ。

それはどこか恋人同士のような雰囲気があった。


ナミ「あれ単なる姉弟よね…」

ウソ「おれ、今後何が起こっても驚きゃしねェ気がするぜェ……
  あの二人限定で」

ゾロ「お前ら何してんだ?」

「「いえ…」」

サンジ「ナミさぁ〜ん! ドリンクいかがですかぁ〜!」


そんな麦わらの一味の船はローグタウンへ向かう。

そこまでもう少し。
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