長編(ブック)

□第三話
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町に戻ってきた人たちはなぜか笑っていた。


『ごめんなさいね すべて燃えてしまった』

「いいのよ! 家ならみんなで建て直せばいい! 
 みんなが無事なんだ! なー!!!」


「おー!」と声がいろんなところから聞こえる。


マカラ「アリアちゃんのおかげじゃ…」

『でもまたいつ来るか…追い返しただけですし…』


それでもみんなは前を向き 

どうやって家を建てようか…

野菜は種を残しててよかったなど言っていた。


「みんなー!!! 新しい海賊だ!!!
 なんか…いつもと違う感じだが…」

『どんな感じの?』

「それが手配書で見たような……
 麦わら帽子をかぶってるやつだ!」

『!! 待って! その子は大丈夫!』

「どういうことだ?」


ルフィ「到着ー!!! 
  って……何もねェ!!!!」

ウソ「何言ってやが……
  って本当にねェ!!!!」

ナミ「あんた達! 
  この島は野菜が有名で
  ……って本当だわ!!!」


マカラ「食料調達に来たのかい?」

ナミ「ええ……でも…これは?」

サンジ「家も何もかも燃えていやがるぜ…」

『さっき…とある海賊が来て燃やしていったわ』


一味「「「「ん?」」」」

ルフィ「あ!!!!!! アリア!!!!!
  みっけェ!!!!」

『久しぶりね ルフィ』

一味「「「「アリア? 久しぶり?」」」」

ゾロ「お前何言ってんだ?」

ルフィ「ほら この間話しただろ? 
  仲間に入れたい奴がいるって」

ナミ「え…えぇ…聞いたわ 聞いたけど…」

サンジ「罪深きプリンセス…
  おれの心臓は君だけの虜さ」キリッ

ナミ「サンジくん…ちょっと黙ってて!!」

サンジ「はぁ〜い! ナミさんっ!」

『フフッ 面白い人たちね』

ルフィ「だろっ!」

『ルフィがいつもお世話になってます 
 アリアと申します』

一味「「「「いえいえ 
  いつもお世話してますー…」」」」

ルフィ「こっちからウソップ、ナミ、サンジ、ゾロだ」

『ベジ島へようこそ 
 ここの長のマカラさんよ』

マカラ「いらっしゃい 
  何もなくなっちまったけど…ね」


ルフィ「なぁ…何があったんだ?」

『それがね…』


つい先ほどあった出来事を話すと―
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