長編3(ブック)
□第二百九十一話
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ホールケーキ城 屋上——
ヴィトは門の上から会場を覗いていた。
ヴィト「すげェ……!!」
ベッジ「ヴィト 何やってる!!」
ヴィト「頭目!! すげェ!!
今……世経の社長とジェルマの親玉が話ししてるレロ!!」
ベッジ「話くらいするだろう
口と耳がついてんだ」
ヴィト「まあ……しかし
尋常じゃねェパーティーレロ……!!
長男「キャンディ大臣」ペロスペロー
長女「フルーツ大臣」コンポート
次男“将星”カタクリ
14女“将星”スムージー
3男ダイフク 4男オーブン……
数えきれねェ程の化け物揃い……
味方と思ってる内は心強かったが
これが全員敵に回ると思うとゾッとするレロ」
ヴィトはそう言い門から降りた。
がこの言葉を門は聞き逃さなかった。