長編3(ブック)

□第百九十八話
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「ビスケットルーム」 出口

「よし 行くぞ「G-5」!!
 大佐ちゃんの言う通り
 ガキ共の救出へ急げェ!!!」

たしぎとゾロをビスケットルームへと残し
他は廊下を走る。

「シーザーの他に“自然系”がいたなんて!!」
「おれ達じゃどうしようもねェっ!!」
「黒足のアニキー!!
 さっき 何でおれ達が襲われたのに助けてくれなかったんだよ」
サンジ「甘ったれんな!! おれはいかなる女も蹴らねェんだ!!」
「!! じゃ 命取られるような戦いになったら!?」
サンジ「死を選ぶ!!」
「!!? んな バカな……」
「——同じ一味でも じゃあ“海賊狩り”は
 容赦なく何でもぶった斬るんだなァ」
「あいつ 目つきヤベェもんな」
サンジ「——案外甘ェ所もあるが
 どうにかする男だ
 ———任せときゃいい
 たしぎちゃんの心配もいらねェ
 おれ達はとにかく!!
 ナミさんとロビンちゃんとアリアさんとたしぎちゃんに
 褒められる為にクソガキ共を救うのだ!!」
「「「うおおおお!!!」」」

サンジ筆頭にG-5は走り続ける。
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