長編4(ブック)

□第三百四十三話
1ページ/11ページ

世界が「大海賊時代」を迎える少し前——

「お前について来てよかった ロジャー……!!!」
ロジャ「何改まってんだバカヤロ—!!
 おでん!! 感謝してんのァ おれ達だ!!!」
クロッカス「飲み過ぎだロジャー!!
 ちったァ控えろ!!」
ロジャ「ウルヘー!!
 飲んだくれの医者に言われたかねェよ!!!」

二人はケンカを始めた。

レイリー「何か手伝おうか? おでん」
バギー「おれが手ェ貸してやってもいいぜ
 おでんさん!!」
シャンクス「バーカ
 足手まといだ お前なんか!!
 なー おでんさん おれなら……」
「レイリー 赤太郎 バギ次郎
 ありがとよ———だが
 「光月」のおれ達がやんなきゃな……!!」
バギー「何度も言うが 何でおれが次郎なんだよ!!」
「「ワノ国」がなぜ国を閉ざすのか
 ずっと疑問だった
 勝手に飛び出して 今更「将軍」やらせろなんて
 虫のいい事ァ言わねェが……
 意志は必ずつないでみせる………!!」

男は酒を飲む。
そして——
高らかにこう言い放った。

「国に残した優秀な家臣らと共に!!
 「ワノ国」を開国し!!
 20年以上先の!!
 “未来”を待つとしよう!!」
ロジャ「やろうぜ おでん!!」
「やるぞ ロジャー!!」

——そして 25年の時が過ぎた——
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ