長編4(ブック)

□第三百四十話
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それは昔の話——

「河松へ 
 今日までありがとう 私は大丈夫
 日和」
この手紙を読んだ河松の目には涙が浮かぶ。

―河「え……日和様——!!
 姫〜〜〜〜〜〜!!!
 日和様〜〜〜!!」

色んな所を捜し回った。

―河「姫……日和様……日和様……ゼェゼェ」

雨の日も風の日も
どこへでも捜し回った河松——。
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