長編2(ブック)

□第百七十八話
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チョッパーの暴走形態に
ウソップは驚くばかり。

ウソ「チョッパー お前!!」
チョッパ「ランブルボールで3分
 この姿で戦える様になったんだ!!
 もうみんなに迷惑かけねェぞ!!」
ウソ「信じられねェ!!
 ソレが暴走じゃなくて 味方だなんて頼もしいなァ!!」
チョッパ「……」

ウソップの褒められたチョッパーは
クネクネと踊り出し。

チョッパ「そ……そんな事言われても嬉しくねーぞ コノヤロー♡」
ウソ「コエーよ!!」

大きな姿でいつものように照れたチョッパー。

この大きな姿に変わったチョッパーに
ドスンは———

ドスン「フザケた奴だドスン!!
 どうデカくなろうとも
 海の彼方へ吹き飛ばしてやるゴギャン!!」
ダルマ「キャ———貴様〜〜〜!!
 戦闘中 仲間と会話とは」

ウソ「!」

ダルマ「身の程知らずめ!!」

ダルマはウソップへ駆け出す。
すると地面から何かが現れる。

ダルマ「キャッ!!?」

ウソ「“緑星”「ヒューマンドレーク」!!
 人型の根を持つこの植物は……
 頭上を通る獲物に飛びつき絡みつく!!」

ダルマ「キャ———
 離れろ 地上の植物か〜〜〜!?」

ダルマに絡みついたヒューマンドレーク。
それによってウソップに飛びつけなくなったダルマは
地面へと頭から落ちていく。
その先にはゼリー状の何かがあり
弾かれたダルマは空高く飛び立つ。

ダルマ「キャ———!!
 今度は何だ!?」

ウソ「“緑星”「トランポリア」
 近づく外敵を吹き飛ばす!!
 そして上空高く飛んだお前に
 ———もう成す術はなし!!」

ダルマ「!!?」

ウソップは最後の一撃をする為に構える。
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