長編2(ブック)

□第百四十四話
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ルフィはポルシェーミに捕まって
“不確かな物の終着駅”にある小屋にいた。

ルフィ「放せ!! おれは何も言わねェぞ!!」

するとポルシェーミは大きな木づちを振り下ろす。
それはしっかりルフィへ当たり倒れたが
ルフィはむくりと起き上がる。

ルフィ「だからおれはゴムゴムの実を食った」
「「「ギャアアアアア〜〜〜〜!!!」」」
ポル「……………“悪魔の実”か……これは本当だな
 “グローブ”持って来い」
「!?」
ポル「いいかクソガキ
 お前の友達 エースが盗んだのは
 ウチの海賊団の大切な金だ……
 お前はその在りかを知ってる
 ——だから教えてくれ……!!」

ルフィは吊るされて
ポルシェーミの身に着けたトゲトゲノ着いたグローブで殴られる。

「……………!! 効いた!!」
ポル「海賊を怒らせるモンじゃねェ……
 ウチのブルージャム船長はそりゃあ人でなしなんだ……」

ルフィの足元には血が垂れていく。
その痛みは尋常ではなく7歳のルフィには耐えがたいものだった。

ルフィ「ぎゃああああああ!! 痛ェよォ〜〜〜〜!!
 恐ェよォ〜〜〜〜!!! 助けてくれ〜〜〜〜!!」
ポル「お前ら エースとサボを探しに行け」
「「は…はいっ!!」」
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