長編2(ブック)

□第百二十七話
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「LEVEL1」紅蓮地獄——

毒を押さえるロウ。

3「さァ行け お前達! モタモタするんじゃないガネ!!」

マゼラン「“蝋”か……」

3「そうだガネ 私は“ドルドルの実”の「ろうそく人間」
  鉄の硬度のこのロウの壁 毒液など通しはしない!!」

クロ「………フン! 能力の愛称ってのはわからねェもんだな」

「うおおお!! マゼランの“毒竜”を止めたァ〜〜〜〜!!!
 ホレ直したぜー!! 3兄さん!!!」

ルフィ「そうか!! お飴そんな事できるよな!!」
3「熱いフロアじゃなきゃな!! 全員早く先へ進め!!
 私も早く逃げたいんだガネ!!」
ルフィ「おめェさっき 軍艦奪うって言ってたよな」
ジンベエ「そうじゃ 急がにゃあ」
ルフィ「みんなと軍艦奪っといてくれ!!
  それまでおれドクの奴止めてみる!!
  ——ちょっと考えがあるんだ!!
  どうせあいつに追われながら軍艦奪うの大変だぞ!!」
ジンベエ「確かにそうじゃが……本当に見込みはあるのか!?
  ……無茶だけはしてくれるなよ!!?」

ルフィはその場に残る。

ルフィ「よし3!! 一緒に戦うぞ!!」
3「待て!! 違う違う 戦う気は全くないんだガネ 私はっ!!
 ガードできるものだけガードしながら逃げようと……」
「「おれ達も微力ながら残ります!! 3兄さん!!!」」
3「だからそこまでやる気はないんだガネ!!」

ルフィの考えとは——

ルフィ「うおお イカス〜〜〜〜!! 完璧じゃん!!」

体にロウでできたグローブや足をつけて貰う。

3「前見ろ!! 前!!
 何を言うとるのカネ
 貴様 こんな時に!!」
ルフィ「……なんか涙が後から後から……ありがとな!!
  こんなカッコよくして貰いまして……」
3「知るか!! 早よ戦え!!」

マゼランはロウを避けてルフィを狙って竜を仕掛ける。
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