短編(ブック)

□花畑を君に
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二人はそこでゆっくりとした時間を過ごしてから
船に戻ると
船員達に驚かれた。

シャチ「二人して花の投げ合いでもしたんすか?」
ペン「花びらが凄いくっついてますよ?」
ベポ「いい匂いだね!」
「『…………』」

風に舞った花びらは
気がつけば二人にくっついていたらしく
お互いがお互いに気がつかないまま戻って来てしまったのだ。

ロー「………」
『部屋に戻るの?』
ロー「ああ なんだか疲れた」
『そうね なんだか身近にドジっ子を感じた気がする』

二人は花びらをはらいながら船の中へと戻って行く。

ベポ「なんだか二人とも楽しそうだったね」
シャチ「何があったんだか」
ペン「でもキャプテンが花冠とは……
 意外だったなァ」

後にローの部屋に飾られている
アリアとロシィとの写真の周りに
二人で作った花冠が飾られ それは枯れることなく
そこに飾られ続けたとか……。


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