ワンピースパーティ(ブック)

□第十四話
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ルフィ達は
バラティエという
サンジがバイトをしている
ファミリーレストランに向かった。

ルフィ「ちょっとルフィ!!
 何このノート!!
 落書きばっかりじゃない!!
 あんたちゃんと授業聞いてるの!?」
ルフィ「聞いてねェ!!
 授業中は弁当食ってるか
 寝てるかハナクソほじってる!!」
ナミ「あんたこのままだと
 留年だからね!!
 アリアも心配してるんだから!!」
ゾロ「うお!! すげぇ……!!
 今週の「オネピエッチェ」も抜群に面白れェ!!
 ワクワクが止まらねェぞ……!!
 あ!!」

ゾロは雑誌を取り上げられる。

ロビン「あなたもよゾロ
 聞いてる?」
ゾロ「うッ………!!」
ルフィ「ナミ!! 留年って何だ!?」
ナミ「知らないの!?
 進級出来ず次の年も同じ学年をやるの!!
 本当に卒業できなくなるわよ!?」
ルフィ「えッ……!?
 卒業できない……!?」
ナミ「そう!!」
ルフィ「———って事はつまり…
 毎年留年すれば!!
 おれ達ず——っと高校に通えて
 毎日遊べるじゃねェか———ッ!!」
ナミ「!!」
ゾロ「ルフィ!! お前天才か———ッ!!」

大喜びするルフィとゾロ。
そんな二人にナミの鉄拳が落ちる

ナミ「ちゃんと卒業目指せ」
ルフィ「…アイ」
ナミ「ルフィなんかは
 授業料アリアがバイトして払ってるんだから
 ちゃんと卒業しなさい!!」
チョッパ「おれはちゃんと勉強してるぞ!!」
ナミ「偉いわね チョッパー」
チョッパ「暮葉医大に進学して
 立派な医者になるんだ!!」
ルフィ「う〜〜〜…
 毎日勉強なんかしてたら頭おかしくなるよ〜〜〜」

頭を抱えるルフィに
ロビンが

ロビン「ルフィ……「うさぎと亀」ってお話知ってる?」
ルフィ「「うさぎと亀」?」
ロビン「足の速いうさぎと
 ノロマな亀がかけっこ競争をしたの
 けど途中亀のあまりの遅さにうさぎは寝てしまったわ
 その間も休むことなく進んだ亀が
 うさぎより先にゴールし勝利したってお話」
チョッパ「!!」

ロビンの話をしっかり聞いていたチョッパーは
毎日コツコツ勉強することが大切だと改めて感じていた。
生徒会長ロビンの言葉をしっかり胸に刻んだチョッパーだった。
だがロビンは続けた。

ロビン「———私…この話を聞く度に思うの…
 「うさぎは亀の上に寝てたら勝てたやん」——って」
ナミ「何の話———ッ!?」
ルフィ「そんで!? そのかけっこ!!
 象は何位だったんだ!?」
ウソ「今の話に象は一回も出て来てねェよ!!」
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