ワンピースパーティ(ﾌﾞｯｸ)
□第十四話
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さてそんな大きなケンカで
体育館が揺れるという
外からでもわかる。
ｳｿ「うおーッ！！ 地震だーッ！！」
ﾙﾌｨ「あっちでもケンカが始まったのか！？」
『フフッ 白火牙高も盛り上がってるわねェ』
ｿﾞﾛ「おい ルフィ！！」
ﾙﾌｨ「勢力争いだか何だか知らねェが
全部ぶっこわしていいんだよな？」
ｻﾝｼﾞ「火はとっくに点いてるぞ」
ﾙﾌｨ「ああ！！」
そんな校庭に
大きなロボットがやってくる。
ﾌﾗﾝ「待たせたな———！」
ﾌﾞﾙｯｸ「ヨホホ——！！」
ｳｿ「ロボが学ラン着とる——ッ！！」
ｻﾝｼﾞ「にぎり飯だ！！
腹が減っては戦が出来ねェ！！」
ﾙﾌｨ「うひょ——♬」
ｷｯﾄﾞ「———！！ こいつら
全く緊張感がねェ……！！」
『おにぎりいくつかもらうね！』
ｻﾝｼﾞ「どうぞー♡」
『ありがとう！
ロー！ ちゃんと食べてね！
あとはロシィに持ってく』
ﾛｰ「ああ」
ｷｯﾄﾞ「おい！！」
ﾛｰ「あいつらいつもこんな感じだから」
ｷｯﾄﾞ「急な先輩ヅラ！？」
『ロシィ！ ちゃんと食べてね？
ここでゆっくりしててよ！』
ｺﾗ「アリアも戦うのか？」
『うん！ ロシィが頑張ってたんだもん
私もがんばるよ！』
おにぎりを食べ終わったルフィ達は
ﾙﾌｨ「よし！！ いっちょやるか！！
ケンカだァ———ッ！！ いくぞォ——！！」
ﾄﾞﾌﾗ「ルーキーどもをねじふせろォ——ッ！！！」
「「「うおおおお——ッ！！！」」」
全員が動き出す。
ﾃﾞｨｱ「ドフ学の強さを———ッ！！」
ﾋﾟｰｶ「思い知れえ〜〜〜ッ！！」
ｻﾝｼﾞ「“悪魔風脚
バチあたり(ﾓｰｳﾞｪｶﾙﾏ) 岩塩(ｾﾙﾛｯｼｭ)”！！！！」
ﾋﾟｰｶ「！！！」
ｿﾞﾛ「“三刀流
狼愚弖無(ﾛｸﾃﾞﾅｼ) 哀恋歌(ﾌﾞﾙｰｽ)”！！！」
ﾃﾞｨｱ「！！！」
ﾄﾞﾌﾗ「ここがお前の処刑場だ
“麦わら”——ッ！！ 16発の聖なる凶弾！！！
“神誅殺(ｺﾞｯﾄﾞｽﾚｯﾄﾞ)”！！！」
ﾙﾌｨ「消えるのはお前だ———ッ！！
“ゴムゴムのォ”——ッ！！
“王蛇(ｷﾝｸﾞｺﾌﾞﾗ)”ァ———ッ！！！」
この大きなケンカの勝敗は——
後日大きく街に広まることになる。