ワンピースパーティ(ブック)

□第十四話
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ドフ学の体育館では——

コアラ「きゃっ!!
 シーザー・クラウン……
 なんであなた達が……」

連絡のつかなかったコアラは
ここでボロボロになっていた。

コアラ「まさか……!!
 ドフ学のスマイルの密売にあなた達も関わってるの!?」
シーザー「シュロロロロロ……!!
 くだらん詮索をするな!! 小娘があああッ!!」
コアラ「………!!」

そこにはシーザーの他に
ヴェルゴとモネがいた。

コアラ「自分たちの利益の為に……
 人を危険におとしいれるドラッグを売るなんて……
 そんなのが許されるはずがない!!」

ヴェルゴは全身を武装させる。

ヴェルゴ「………色々と嗅ぎつけられると困るのでな……
 お前にはここで消えてもらう」

ヴェルゴとモネでコアラを消そうとしていた。

そこにやって来たのは

エース「させるか!!!」

ヴェルゴ「!!」
モネ「きゃっ!!」
ヴェルゴ「これは……“メラメラ”の能力!?」

コアラ「!? 炎のトンネル……!!」
エース「へへ 間に合った!!
 女相手に何人がかりだよ 情けねェ!!
 このケンカおれが買った!!」
コアラ「あなたは……!! 
 “火拳”のエースぐぬ!!」
エース「ぐぬ!?」

白火牙高校のエースがやって来た。

シーザー達の後ろには
白火牙高の面々が勢揃いしていた。

白「グララ」

シーザー「こんなでけェ高校生いるか!!」

体育館の天井に届きそうな白ひげに
シーザーはつい突っ込んでしまう。

シーザー「………チッ…!!
 面倒はごめんだ!! 退くぞ!!」
マルコ「よいよい♬
 カッコつけてんじゃねェよい 
 「ビビって逃げる」の間違いだろ?」
シーザー「ああ!?
 ウチの高校が……どこのロートルにビビってるって!?」
白「てめェらだよ!! 
 ハナたれ小僧が!!」

大きなケンカがここでも始まる。

コアラ「あわわわ……」
エース「おい 気をつけろよ」
コアラ「!?」
エース「さっきからずっとパンツが見えてる……」
コアラ「魚人空手ェ!!!」
エース「何で!?」

忠告をしただけなのに蹴られたエースであった。
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