ワンピースパーティ(ﾌﾞｯｸ)
□第十二話
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“子供しかいない街”
―キャプテンのキャプテンー
「びええ〜〜〜！！
びええ〜〜〜！！」
「おい！！ その子を泣き止ませろ！！」
「そんな事言ったってしょうがないじゃない！！」
「うええ〜〜〜ん！！
お腹すいた〜〜〜！！」
子供達が騒ぐこの街に
ルフィ、ゾロ、サンジ、ローがいた。
ﾙﾌｨ「え？」
ｿﾞﾛ「………」
ｻﾝｼﾞ「これは……」
ﾛｰ「なんだ この島は……」
ﾙﾌｨ「どうなってんだ！？ 子供しかいねェぞ！！」
「おい！！ おれのオモチャ取るな！！」
「これはおれのだ！！」
「びええ———！！」
目の前で子供がケンカをして遊んで
泣いていた。
そこに——
ｻｲ「麦わらやい！！
お前達もこの島へ！？」
ﾍﾞﾋﾞｰ「♡」
ﾙﾌｨ「あ！！ お前ら！！
「緊急信号」を受けてミニメリーで急いで来たんだ！！
他のヤツらももうすぐサニー号で到着する
それより何だ！？ その姿！！」
トンタッタの子やキャベンディッシュ
サイとベビー5 そしてレベッカがいた。
ｻｲ「“モドモドの実”の能力を使う
アインて女に子供の姿に変えられたんだやい！！」
ｿﾞﾛ「アイン？ あいつか……」
ｷｬﾍﾞ「君達も油断するな この島は危険だ……
彼女は無差別に能力を使ってくる！！」
ｻﾝｼﾞ「何が目的だ？」
ﾚｵ「そこまではわからないれすけど
この島の人間は全員子供の姿にされたのれす！！」
ﾙﾌｨ「やっかいだな」
ﾚﾍﾞｯｶ「気をつけて
彼女の能力は触れたものを若返らせるの
1度タッチされると12年……
2度タッチされると24年若返るよ」
ﾚｵ「不覚れした！！ 僕達も12年
若返らされてしまったれす！！」
「元の身体のままだったら
あの女とも戦えたのに！！」
ｿﾞﾛ「いや！！ お前らいつも通りの大きさだし！！
いつも通り怪力だから！！」
ローはというと
ベビー5に見られていた。
ﾛｰ「…………」
ﾍﾞﾋﾞｰ「！！」ニコッ」
ﾛｰ「……………」
サイとベビー5はどこかへ行こうとしていた。
ｻｲ「とにかく！！
アインを倒してくれやい！！
あの女を倒せばおれ達の姿も元に戻る」
ﾙﾌｨ「ん？ お前らどこ行くんだ？」
ｻｲ「おれ達は新婚旅行へ」
ﾙﾌｨ「はぁ！？」
ｷｬﾍﾞ「この姿じゃ戦力にならないからね
君達に任せてぼくはバラを食べに行くよ
アリアによろしく伝えておいてくれ
この姿の僕は見せたくないんでね」
ﾚｵ「がんばるれす ルフィランド！！」
ﾙﾌｨ「人まかせかよ！！」
次々にルフィ達の元を去る味方