ワンピースパーティ(ブック)

□第十一話
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霧深い海域を進んでいた。

ルフィ「うーん……
 霧であんまり前が見えねーな……」
フラン「ナミ!! 方向はこっちでいいのか?」
ナミ「ええ!! 大丈夫!!」
ルフィ「あ!! 霧の向こうに何か見えるぞ!!」
ロビン「どうやらあそこね…」
ルフィ「おぉ!? 着いたのか!?
 宝島!!」
ロビン「ええ 着いたわね…
 宝島の名前は“クマ”……!!」
「「!?」」
ルフィ「クマ〜〜〜〜〜〜ッ!?
 もしかして宝島は“ゾウ”みたいに熊の背中にあるのか!?」

想像していた姿を目の前に……と思ったが
違うものが見えてくる。

「「———ってそっちのクマか———いッ!!」」

七武海のくまの顔がそこにあった。

【旅行するならどこへ行きた〜〜〜い?】
ルフィ「ヴヴ…“声”が……!!」
『聞きなれた声が……!!』
ウソ「直接頭に話しかけにくんじゃねェ——ッ!!」

そうこうしていると
目の前には他の船が見えてきた。

ブルック「ルフィさん!!
 周りにたくさんの船が……!!」
ルフィ「何!?」
ナミ「まさか……!!
 あの海賊船も宝島の噂を
 聞きつけて集まってきたの?」
ウソ「あいつらの狙いも
 “ファビュラスマーベラス”か!!?」
ルフィ「誰にも渡すもんか!!
 宝石はおれ達がもらう!!
 他のヤツらに遅れをとるな——ッ!!
 宝島に上陸だ———ッ!!」
「「「オ———ッ!!」」」
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