ワンピースパーティ(ブック)

□第十一話
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“宝島!!”

サニー号は今日もゆっくり航路を進む。
そんな甲板に拍手の音が鳴る。

その中にゾロの頭の上にはハト
両腕にはシャケがいた。

ゾロ「なんだ……コレは……」
ルフィ「これでゾロはもう迷子にならねェぞ!!」
フラン「ああ!!」
ウソ「帰る方向が判らなくなったら
 ハトとシャケの向かう方向に進めよ
 元の場所に戻ってくるから」
ゾロ「ふっざけんな!!」
ブルック「服にちゃんと名札を縫っておきましたから♬」

ゾロの服の胸元には
「むぎわらのいちみ さにーごう
 ろろのあ・ぞろ (21)」と書かれた名札が貼られていた。

チョッパ「知らない人にはついてっちゃダメだぞ!!」
ゾロ「もういいよ!!」

それを見ていたサンジとロビン。

サンジ「——ったくあいつら……
 またアホトークを……」
ロビン「フフフ」

そんな二人の頭上から何かが降ってくる。

サンジ「ん?」

ボトッと落ちてきたものは二つ。

サンジ「なんだ?
 何か落ちてきたぞ…」

それを拾ったのはロビンだった。
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