ワンピースパーティ(ブック)

□第十一話
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チョッパ「ルフィー!!」

ルフィ「おお!! お前らも来たか!!」

ナミ達も地下にたどり着いていた。

ロー「——ったく ホラよ
 4本目のカギだ」

ナミはローの頭を子供のように撫でる。
それをアリアは拗ねてみていた。

全員そろったところで
大きな宝箱を見る。

ウソ「こっ…これが……!!
 “ファビュラスマーベラス”が
 入っている宝箱……!!」
ルフィ「おう!!」
チョッパ「でけェ〜〜〜!!」
ナミ「とうとう来たわね…」
ウソ「この中に巨大な宝石が
 ゴロゴロと入っているのか?」
ルフィ「この中にお宝がある!!」

ナミは宝箱をよく見ていく。
すると——

ナミ「待って!!
 宝箱にカギ穴が4つと
 文字がいっぱい書いてあるわ!!」
フラン「あーう 何か意味があるのか?」
ナミ「……カギは4本…
 カギにはS・W・D・Tの文字
 それぞれの挿す場所あ決まっているはず…
 間違ったカギ穴にカギを挿したら
 きっとまたトラップが発動する」
ウソ「失敗は出来ねェなぁ…」
チョッパ「コエェ……」
ナミ「ロビン!! 宝の地図にはなんて書いてあるの?」
ロビン「「最終関門——
 汝らの航路を示せ」と……」
ナミ「航路?」

鍵穴のある場所には
?→C→L→?→S→J→S→L→?→E→T→?
となっている。

フラン「航路じゃなくて肛門なら
 すぐに見せれるんだがな」
ブルック「私…見せれる肛門ないんですケド———ッ♬」
ゾロ「うっせ———ッ!!」
ナミ「………「汝らの航路」……?」
『ねェ 私たちの航路の順番は?』
ナミ「え?………そうか!!
 そうだわ! アリアナイス!!
 ルフィ 私の言う通りに挿していって!!」
ルフィ「わかった!!」
ウソ「おいおい!! 大丈夫か!?」
ナミ「——まずは左の上に「T」……
 右上に「D」……」
ルフィ「………」

ルフィは言われるままカギを挿していく。

ナミ「そして左下に「W」…
 最後…右下に「S」…」

全ての鍵穴にカギを挿したら
ガコンとふたが開く。

ルフィ「!! おお——開いたー!!」
チョッパ「ナミもアリアもすげー!!
 なんでわかったんだ!?」
ナミ「簡単よ!!
 縦一列に並べればわかりやすいわ
 これは——私達“麦わらの一味”が
 “偉大なる航路”に入ってから
 行った島の頭文字の順番よ」
『Tは双子岬 Dはドラム島
 Wがウォーターセブン
 Sがシャボンディ諸島ってね』
ルフィ「おお———ッ!!」
ゾロ「ちょっと待って!!
 じゃあこの宝箱はおれ達じゃなきゃ
 開けられなかったってことか?
 ますます危しいな……」
『確かに それはあるのよね……』

だが疑っているという声も聞かず

「「「「おっ宝!! おっ宝!!」」」」

4人は盛り上がっていた。

ゾロ「少しは疑え!!」
『まったく……』

するとフランキーがフランキー将軍を動かしてきた。

フラン「あーう!! その宝島を開けるのは
 おれに任せろ!!」
「「「フランキー将軍〜〜〜ッ!!」」」

フランキー将軍は宝箱のふたを持ち
開けた。

フラン「よし!! 開けるぞーッ!!」

ルフィ「この中に…」
ウソ「この中に…」
ナミ「“ファビュラスマーベラス”が……」
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