長編4(ブック)
□第三百四十三話
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九里 「網笠村」——
ルフィ「いいのか コレ使って!!」
天狗「無論!!」
チョッパ「すげー カブトだー!!
早くウソップにも見せてェな」
ブルック「武者ですね〜〜〜!! ヨホホホ!!」
ルフィ「…………!!」
ルフィ達はさっそくそれに着替えた。
ルフィ「カイドウ? そんなものは
たたっきってやるわ!!」
ブルック「もはや敗ける気がしませんね!!」
キャロット「チョニキ達かっこいい〜〜〜♡」
ロビン「あら かわいい♡
昆虫みたい」
鎧を身にまとったルフィ達。
すでに準備万端だった。
少し離れた場所では——
サンジ「お前も着りゃいいじゃねェか」
ゾロ「いやァ……スピードが落ちるだけだ」
サンジ「懸賞金低いんだから」
ゾロ「! 閻魔」
サンジ「うおー!! やる気かコラ!!
息の根止めたらァ!!!」
ナミ「何してんの!? あんた達」
ゾロとサンジはケンカを始めようとしていた。
ロビン「「鬼ヶ島」の入り口は“冬”だって
オロチが言ってたわ」
ナミ「寒いの!?」
「“入り口は”とはどういう意味だ?」
キャロット「ワノ国は本土もコンパクトに季節違うもんね
私達は毛皮あるから寒い方は兵器」
「我々にとっては季節より」
「天気だな!!」
「当日は満月の周期だが
着きが隠れては意味がない」
ナミ「確かに!
ミンク族がみんなキャロットみたいになったら
スゴイ戦力」
キャロット「♡」
ワンダ「“月の獅子”化は“時の運”だ……
——それよりネコマムシの旦那と“侠客団”が
間に合う事の方が重要……」
心配事は多い。
チョッパ「どうしたルフィ」
ルフィも遠くの海を見つめていた。
ルフィ「ビッグ・マムが来たのによ!!
ジンベエがまだ来てねェんだ!!
あいつのお陰でおれ達は
ビッグ・マムから逃げられたのに!!」
万国近くの海で約束した
「必ずワノ国で合流する」——
ルフィ「ちゃんとケジメつけて
あいつウチに入ったんだ!!」
ゾロ「ああ 歓迎するよ
——まだ時間はある 来るさ
生きてんのならな」
ルフィ「ああ 生きてる!!
来る!!」
チョッパ「アリアはトラ男と一緒だろうから
大丈夫だよな」
ロビン「ええ 連絡はないけど
別行動をしてるとは思えないから
決戦には来るわよ」