長編4(ブック)

□第三百四十三話
7ページ/11ページ

九里 「網笠村」——

ルフィ「いいのか コレ使って!!」
天狗「無論!!」
チョッパ「すげー カブトだー!!
 早くウソップにも見せてェな」
ブルック「武者ですね〜〜〜!! ヨホホホ!!」
ルフィ「…………!!」

ルフィ達はさっそくそれに着替えた。

ルフィ「カイドウ? そんなものは
 たたっきってやるわ!!」
ブルック「もはや敗ける気がしませんね!!」
キャロット「チョニキ達かっこいい〜〜〜♡」
ロビン「あら かわいい♡
 昆虫みたい」

鎧を身にまとったルフィ達。
すでに準備万端だった。

少し離れた場所では——

サンジ「お前も着りゃいいじゃねェか」
ゾロ「いやァ……スピードが落ちるだけだ」
サンジ「懸賞金低いんだから」
ゾロ「! 閻魔」
サンジ「うおー!! やる気かコラ!!
 息の根止めたらァ!!!」
ナミ「何してんの!? あんた達」

ゾロとサンジはケンカを始めようとしていた。

ロビン「「鬼ヶ島」の入り口は“冬”だって
 オロチが言ってたわ」
ナミ「寒いの!?」
「“入り口は”とはどういう意味だ?」
キャロット「ワノ国は本土もコンパクトに季節違うもんね
 私達は毛皮あるから寒い方は兵器」
「我々にとっては季節より」
「天気だな!!」
「当日は満月の周期だが
 着きが隠れては意味がない」
ナミ「確かに!
 ミンク族がみんなキャロットみたいになったら
 スゴイ戦力」
キャロット「♡」
ワンダ「“月の獅子”化は“時の運”だ……
 ——それよりネコマムシの旦那と“侠客団”が
 間に合う事の方が重要……」

心配事は多い。

チョッパ「どうしたルフィ」

ルフィも遠くの海を見つめていた。

ルフィ「ビッグ・マムが来たのによ!!
 ジンベエがまだ来てねェんだ!!
 あいつのお陰でおれ達は
 ビッグ・マムから逃げられたのに!!」

万国近くの海で約束した
「必ずワノ国で合流する」——

ルフィ「ちゃんとケジメつけて
 あいつウチに入ったんだ!!」
ゾロ「ああ 歓迎するよ
 ——まだ時間はある 来るさ
 生きてんのならな」
ルフィ「ああ 生きてる!!
 来る!!」
チョッパ「アリアはトラ男と一緒だろうから
 大丈夫だよな」
ロビン「ええ 連絡はないけど
 別行動をしてるとは思えないから
 決戦には来るわよ」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ