長編4(ブック)

□第三百四話
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とある民家——

ブリュレ「——何のつもり? アンタ……
 逃げたきゃもうカカオ島に行けばいい」
ルフィ「え? 何でお前それ……」
ブリュレ「盗み聞いたのよ!! ハァ…ハァ」
ルフィ「……!! “覇気”は消耗するもんだ
 長期戦になればあいつの
 “見聞色”も必ず弱くなる……!!」
ブリュレ「ウィッウィッ
 バカに見えて戦闘の事には頭が回るのね」
ルフィ「——でもそれじゃダメだ!!」
ブリュレ「!?」

過去 レイリーとの修業中に
レイリーに言われた事を思いだす。

—レイリー「ルフィ 稽古はつけたが
 “覇気”は…実戦の極限状態にこそ
 更に開花する 強敵と向き合う程に…お前は
 益々強くなる!!」

ルフィ「…………おれにも見えるかな……
 「少し未来」」
ブリュレ「!? 調子にのるなチビ助ェ!!」
ルフィ「あいつを超えたい!!!
 おれ全力のあいつに勝ちてェ!!!
 10億の男に!!!」
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