長編4(ブック)

□第三百一話
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鏡世界——

カタクリ「生きてたのか ペロス兄」
【くくく!! かろうじてな!!
 今 ママと一緒に船を追ってる
 しぶとく逃げてやがる!!】
カタクリ「状況はわかった」
【何ともくだらねェ最期だったよ
 ペドロの奴はよ!!
 オイ聞いてるのか 麦わらァ!!!】
ルフィ「…………!!」

ルフィは倒れていた。

カタクリ「………おいブリュレ」
ブリュレ「フガ………!?
 ああ……お兄ちゃん……!!」
カタクリ「いつまで寝てる気だ
 お前が寝てちゃあ兵達が移動できない
 威勢よく船員達を守ったかと思えば
 船長はこのザマだ……!!
 兵士を連れて船に火でもつけて来い!!
 まだ無事な様だ」
ルフィ「!!」
ブリュレ「わかったわ お兄ちゃん!」

そんな中走って来たのは——

「ブリュレ姉ちゃん!!
 麦わらの船に続く鏡が一枚あった!!
 あと一・二枚ありそう!!」
ブリュレ「よし行こう
 舵で慌てふためいてる所をママに叩き潰されたらいい!!
 ウィ〜〜〜ッウィッウィッ」

鏡を持って来た二人を
ルフィは狙って腕を伸ばす。

「!? わお!!」
「危なっ!!」

ルフィ「ハァ……!!」

ルフィは立ち上がり
走る。

ルフィ「鏡をよこせ!! あいつらに手ェ出すな!!」

「わァ!!」
「きゃあ——!!」

首長族の二人
C家34男マスカルポーネと
C家29女ジョスカルポーネ。

だがルフィを止めるのは
カタクリ。

カタクリ「おれとの一騎打ちじゃねェのか?
 “麦わら”」
「「キャハハハ!!」」
ルフィ「ぐぎぎ!!」
カタクリ「お前こそウチのかわいい弟や妹たちに………!! 
 手を出すな!!」
ルフィ「わ!! うわ!!」

ルフィを襲ういくつもの足。
それをギリギリで避けて行く。

ルフィ「鏡……」

ルフィは鏡を取る。

ルフィ「おい!! ナミィ!!」
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