長編3(ブック)

□第二百九十六話
7ページ/8ページ

戻って——

『立って!』
レイジュ「え…えぇ」
『走れる?』
レイジュ「大丈夫よ!」
『サンジくん ルフィを抱えて走って!』
サンジ「おう!」

三人は走り出す。

ビッグ「言ったよねェ “麦わら”ァ
 魚人島でこのおれに!!
 「お前をぶっ飛ばす」って!!?」

ルフィ「………………!!」

ビッグ「言ったよね この島で!!
 「最後に勝つのはおれ達だ」って!!?
 それで逃げんのか!? 腰抜けェ!!!」

サンジ「乗るなよ!? ルフィ
 挑発だ!!」
ルフィ「……コ……コシ……ヌ……!!」
『何でうちの弟達は挑発に弱いの!?』

アリアは頭を抱える。

ルフィはサンジから抜け出す。

ルフィ「一発だけ!!」
サンジ「おい ルフィ!!」
『まったく!!!』

ルフィはビッグ・マムへ走り出す。

ルフィ「言った事に間違いはねェぞ ビッグ・マム!!!
 最後に“海賊王”になるのはお前じゃねェっ!!!」
ビッグ「!??」

ルフィはギア4でビッグ・マムに立ち向かう。

ビッグ「ハ〜〜〜ハハハ」

お互いが武装色の覇気で対抗する。

ルフィ「おれだァ!!!」

その風圧で周りは倒れて行く。

ルフィ「カイドウを倒したら!!!
 次はお前だ!! ビッグ・マム!!!」
ビッグ「……………!!?」

ビッグ・マムは手がしびれていた。

そしてルフィはそのまま力を抜いて
サンジに捕まる。

サンジ「急げ ルフィ!!」
ルフィ「ふが——力抜ける〜〜〜」
『あんたアホなの!? 
 ヒヤヒヤするからやめて!!!』

再び走り出すサンジ達。

ビッグ「カイドウ……!?
 マ〜〜〜マママ……アレはお前らにゃ倒せねェし……
 だからよ——お前ら
 何でおれのナワバリから出られるって………!!!
 夢見てんだよォ〜〜〜〜〜〜!!!」

そんなビッグ・マムへ
走り出すのは——
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ