長編3(ブック)

□第二百二十一話
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ウソ「………あれが……
 …お前があいつの父親って それが本当なら……
 あいつはリク王の孫なんだから……
 お前もしかして人間だったころ……」
「…………全ては…あの夜始まった」
ウソ「なんか答えろよ!!
 おい お前はリク王の……」
「———いや…ずっと前から始まっていたのかも知れない………
 「モネ」という女が王宮に仕え始めたその日から———……」
ロビン「「モネ」って……」
フラン「?」
ウソ「パンクハザードの鳥女!!?」

ウソップ達はつい最近あった女の名前が出て来た事に驚いた。

「この10年で……国は大きく変わった
 風景も……人も……」

海賊に襲われても国王軍が守り
日照り続きの日でも花は枯れない
お腹を空かせて貧しい思いをしても戦争がない
この国はそういう国だった。
だから幸せだったのかもしれない……。

「リク王家が国を治めた800年間
 この国は一度も戦争をしていない」
ロビン「……! それはすごい事ね…」
「———そうだ 国家として奇跡と言える
 ドレスローザは極めて平和な国だった……
 しかし “悪夢”は突如 王宮に舞い降りた」
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