長編3(ブック)

□第二百二十一話
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ロビン「だけど隊長さん 今コロシアムに映ってる
 女剣闘士さんは「リク王の孫」とひどい罵声を浴びてたわ 
 国の人達はリク王を嫌ってるみたい……」
ウソ「おれもそう思ってた!!」
「「お〜〜〜 ウッソランド!!」」
「10年前のある日
 ……リク王が国民達からの信頼を一夜にして失う事件が起きたのだ
 国民達はあの事件の“真相”を知らない……!!
 王は最後まで国を守ろうとしていたのだ
 ドフラミンゴはその時 リク王の一族を根絶やしにしようとしてたが
 ……私はリク王の血を引くレベッカを連れて
 長い長い逃亡生活を続けた
 ———しかしとうとう捕まり
 彼女は今……コロシアムの晒し者に!!
 リク王の信頼とレベッカの命を守れるなら私はいつどこで
 死んでも構わない!!
 この戦いに全てを懸けている!!」
ウソ「お前一体……」
「私はレベッカの母親を守れなった
 あの日の事は片時も忘れない!!
 オモチャになった私をあのコは覚えてはいないが……
 私は……レベッカの実の父親だ」
「「「!!?」」」

映像には

【逃げるな!! 逃げるな!!】
【逃げ回るレベッカ!! それを追うローリング・ローガンが
 レベッカを狙う 選手達をなぎ倒してゆく〜〜〜っ!!】
【汚ねェぞレベッカ〜〜〜!!】
【戦え〜〜〜!!】
【戦って血を流せー!!】

罵詈雑言がレベッカへ浴びせられていた。
それでもなお真っ直ぐに戦うレベッカが映し出されていた。

【逃げるなレベッカ〜〜〜!!】
【悪党の一族め〜〜〜!!】
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