長編3(ブック)

□第二百十三話
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現在——
「グリーンビット」

ロー「…………!! どうしてろってんだ!!」

この頃
イッショウは電伝虫を手に
誰かと話していた。

イッショウ「そらァ一体どういう事ですか……サカさん……
 「海軍本部」も誤報に踊らされたと……?」
【あァ 実に腹立たしい 
 これからマリージョアの“五老星”に
 掛けおうて来るわい……すまんがそういう事っちゃ………!!】

誤報の件が伝わっていた。

ロー達の元に
地面からロビンが顔を出す。

ロビン「今の連絡聞いたわ! サンジからね!?
 アリアを連れて来なくてよかったわ」
ロー「ニコ屋!!」
シー「ウォ———!! 何じゃ 女が半分出てきた!!」
ロー「おい!! お前の本体と鼻屋はどこにいる!?
 今のが事実なら交渉は不成立だ」
シー「不成立とはどういう事だ
 じゃあ おれの引き渡しはどうなる!!?」
ロー「ニコ屋!! 鼻屋を呼べ!!
 この島からすぐに脱出するぞ!!」
ロビン「それが……私達今地下にいるの!!」
ロー「地下!?」
ロビン「ちょっとトラブルに巻き込まれて
 ……———でも二人共無事よ
 補助はできないけど脱出するなら先に行って」
ロー「!?」
ロビン「約束の港には後で必ず向かうわ」
ロー「そうか わかっ………!!?」

そこに突如空から何かが降って来る。

ロビン「武運を!」
ロー「おめェらもな!」
シー「ジョ〜〜〜カァ〜〜〜!!」

午後「3時」———

ドフラ「フッフッフッフッフッ……!!」

森からは海軍が

シー「ゲェー!! か……海軍!!
 いや……いいのか!?」

ドフラ「お前にしちゃあ上出来じゃねェか!!
 まさか「海軍大将」がお出ましとはァ……
 おいロー!!
 “七武海”をやめたおれは 恐くて仕方ねェよ!!」

ロー「………!! ウソをつけェ!!!」
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