長編2(ブック)

□第百八十四話
2ページ/13ページ

パンクハザード 燃える土地
ルフィサイド

ルフィ「すげェ風!!」
ウソ「向こう岸見ろ吹雪だ!!」
『これじゃあ前も見るの大変そう……』
ロビン「当然ね 島の中でこれだけ極端な温度差があれば
 風は引き荒れる」
ウソ「どうやって渡るんだ この湖
 一部燃えてるし 氷は浮いてるし!!」
ゾロ「意外と適温かもな 汗もかいたし……泳ぐか」
ウソ「バカいえ!!」
ロビン「おれとアリアとロビンは泳げねェからなー」
『乗せてくれるの?』
ウソ「泳げってェのか!?
 ………!! 何としても向こう岸へ行く気ならもう仕方ねェ!!
 どいてろ」

ウソップはカバンから武器と種を2つ出す。

ウソ「必殺“緑星”!! 「ボーティバナナ」!!
 「団扇草」!!」

湖にはバナナ型のボートが浮き
その近くに団扇草が生えた。

ルフィ「うわーボートが出て来た〜〜〜!!」
ゾロ「へェ すげェな ウソップ!」
『変わってる』
ウソ「この「団扇草」がオールになる」
ロビン「色んな種を持ってるのね 素敵」
ウソ「! おれのいたボーイン列島は変な植物の宝庫だったからな!!
 危険な森の奥へ行く程便利な植物を手に入れられた
 あの島で2年生きのびたおれには
 もはやクリアできない難関などないと言っても……」
ルフィ「行くぞ 乗れ ウソップ」
『おいていくわよ』

ルフィは先頭に座り
後の4人で漕ぐことに。

ルフィ「よ——し 出航だ——っ!!!
 かき氷の国へ!!!」
ウソ「お前漕げよ!!」
『落ちないでね』
ゾロ「この辺 熱湯だ」

岸から離れたと思ったその瞬間
後ろから声が聞こえた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ