長編2(ブック)

□第百八十三話
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ナミ「助けよう!! 子供達!!!」
サンジ「何言ってんだ ナミさん!!
 理由がねェよ!! 病気とも言ってたし
 ここは病院かも知れねェ!!! 
 たった今会ったばっかで何の事情もわからねェ!!
 人助け稼業じゃあるめェし!!」
ナミ「それは私もわかってるけど
 子供に泣いて助けてって言われたら!!!
 もう背中向けられないじゃないっ!!」

これにサンジは煙草をくわえる。

「ガキ共がどかねェ!! このままじゃ逃げられる!!」
「構わねェ ガキごとやっちまえ!!!」

銃を構える防護服の者。

「わー!! 鉄砲だ〜〜〜!!」

その銃に乗ったサンジ。

サンジ「“悪魔風脚 首肉(コリエ)ストライク”!!!!」
「!!!!!」

ナミ「サンジ君!!!」

チョッパ「ハチャ〜〜〜!!!」
「ぶ!!」
チョッパ「“柔力強化”!!!」

フラン「“ストロング右”ォ!!!!」
「ハゴォ!!!」

「「「ロケットパンチ〜〜〜〜〜〜!!」」」

次々倒される防護服達。

「逃げるのやめたぞ コイツら!!」

サンジ「———まったく 子供に(だけ)優しいナミさんも素敵だ♡
 またホレちまうぜ!!!」

「……!! こやつら 海賊と言っても相当な海賊!!!!」

サンジ「チョッパー お前 先行って
 ナミさんのお供しろ!!」
チョッパ「わかった!! ホチャ〜〜〜〜〜〜!!!」

チョッパーはナミの元へと戻っていく。

サンジ「おいガキ共 「キレーなお姉さん」と
 「カンフー狸」についていけ!!
 追っ手はおれ達がくい止める!!!
 だが間違えるな!!! おれはお前らを救いたいと言う
 ナミさんの美しい心に応えるだけだ!!!
 ナミさんに庇われるお前らなんかむしろ大嫌いだ!!!」

「ぐるぐるお兄ちゃん ありがとう」

サンジ「ウッセー クソガキ!!」

追っ手はサンジとフランキーで倒し
子供達はナミとチョッパーで逃がすことになった。
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