長編2(ブック)

□第百八十三話
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パンクハザード 燃える土地

ウソップの持っていた子電伝虫に一本の連絡が入る。
それはブルックからだった。

ウソ「えェ!?
 仲間がいない〜〜〜!? お前一人か!?
 目ェ覚ましたら周りは雪と氷ィ〜〜〜!!?」
【ヨホホホ そうなんです
 もう〜〜〜驚いて 骨が鳩鉄砲食らったみたいですよ
 私 ヨホホ!!
 アレ? いえいえ「豆が鳩鉄砲」……いえ
 「鳩が骨鉄砲」……ま いいや! ヨホホホ
 ヨホホホホ ゲホッ!! ゲホッ!!
 ブ———ッ!! あ 失礼】
ウソ「サニー号で積み荷を盗もうとしてた奴らって何者だ?」
【いやーさっぱり……やっつけちゃいましたし……
 ガスマスクの様な物をつけてますね】
ロビン「…………
 ———じゃあ 意識を失う様なガスを撃ち込まれたのでは?
 その人達の手で船は島の反対側へ……
 書き置きもないのなら4人共
 どこかへ連れ出された可能性が……」
ウソ「そうか!
 きっとそうだ 魚人島でもこういう事あったよな
 お前ガイコツだから死体だと思われたんだよ!!」
【あー なるほど
 それで私一人……ラッキーでした!!】
ロビン「敵は全員攫った気でいる
 ……辺りに建物や人気はない?」
【いやー ロビンさん
 全部見えてる様な推理力……それが………
 建物……スゴイのあるんです!
 レストランには見えませんね】
ロビン「ブルック 私達そこへ急ぐから待ってて……」

電伝虫は切る。

ゾロ「敵は政府側の人間か?」
ウソ「さァ……人間ならまだマシだ
 何しろここで見たのは「火を吹く竜」……「半分人間」「鳥女」
 ——さらにさっきルフィが友達になった「ケンタウロス」!!」
『今ケンカ中よ』

アリアが指を指す方向では
ルフィが「ケンタウロス」を蹴っていた。

「く!! 油断した……味方かと……!!」
ルフィ「味方でいいじゃねェか! せっかく友達になったのに
 襲ってくんな!!!」

ロビン「もう一人いるわ……!!」

ロビンはルフィを背後から襲おうとしている影を見つける。

ロビン「“百花繚乱 竜胆”」

「ギャアアア〜〜〜!!!」
ルフィ「ん?」

倒れた二体を確認するルフィ達。
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