長編2(ブック)

□第百八十三話
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サンジ達の捕まっていた部屋には
別の部隊と煙の様な何かがいた。

「成程……いかなる打撃も吸収するこの扉を……!!」
「あ……“M”!!」
「この焼け跡……一体 何者だ奴ら……
 レーザーを作る技術などあいつの他に持っていないハズだ……!!
 まるで忌々しいベガパンクの「パシフィスタ」!!!
 ———で……脱走者達はまだ捕まらねェのか?」
「只今「ビスケットルーム」へ追い込んでいるハズで」

すると別の隊の一人がそこへやって来た。

「“M” おられますか!!?」
「……ああ ここだ」
「海岸に……「G5」の軍艦が一隻」
「!? 軍艦!?………!!
 何としても追い払え!! 大量の毒ガスを散布しろ
 軍の者達を殺すと足がついて厄介だ……!!」
「はい」

怒りに満ちた煙に命令された者は急いでそちらへと向かう。

パンクハザード 上空

「いた? うふふふふ」
【今 仕留める所だ
 侵入者4人!!】
「ふふふふふふ そう………」

女は氷の土地 雪降る空を飛んでいた。
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