長編2(ブック)

□第百二十六話
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「LEVEL3」飢餓地獄
「LEVEL2」への階段前

「急げ〜〜〜〜!! マゼランはすぐそこだァ〜〜〜〜!!!
 LEVEL2へ急げ〜〜〜〜!!!」

集団を見送ったイワンコフ。

イワ「——この集団が最後ね
 ——ここから後ろはもう誰一人………立ってはいナッシブル!!!」

イワンコフの目の前には
毒によって動けなくなった囚人達と
マゼランだった。

イワ「イナズマ!!!」
イナズマ「了解………“大鋏(オオカナバシ)”」

イナズマは階段を登りながら壁を切っていく。

「LEVEL2」猛獣地獄

「イ……イナズマさん!?
 なぜ階段を……!? まだ下にイワ様が」
イナズマ「いいから早くフロアへ出ろ!!
 ………そうかご無事で!!」

階段を上の階から切り離したイナズマ。
苦渋の決断なのだとイナズマの顔から伝わる。

下の階——

マゼラン「——これは一体……何のつもりか」
イワ「……何のつもりかわっきゃらナブルなら!!
 ヴァナタ相当……」

イワンコフは体にホルモンを注入して
元の姿へ戻る。

イワ「ヴァッキャブルね!! ヒ——ハ〜〜〜〜!!」

イワンコフはウインクをする。
襲い来る竜に直撃。

マゼラン「貴様が時間を稼いだ所で麦わら達がここから逃げ出せる事はない」
イワ「時間稼ぎ? ン〜〜フフ ヴァナタ ヴァターシに勝てる計算してない?
 カマバッカ総本山 ニューカマー拳法 その極み 見せてアゲャブル!!」
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