長編2(ブック)
□第百二十六話
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ルフィ「………!! ドクのやつ……!!」
マゼランの毒により一度は閉ざされた「LEVEL2」から運よく脱出し
正面入口を目指すのは“キャプテン・バギーと愉快な囚人達”
現在「LEVEL1」
バギー「進め———!! どんどん行け〜〜〜〜!!!」
激戦区
「LEVEL4」を抜け「LEVEL3」飢餓地獄を走るのは
“麦わらのルフィ”率いるニューカマー軍団
そして解放され勢力を増す囚人達
「「ぎゃああああ」」
ルフィ「どんどんやられていく!」
———それを追うのは地獄の支配者
“監獄署長マゼラン”
「くそォ……!!」
マゼラン「逃しはせん」
LEVEL4で座り込んでいるサディちゃん。
サディ「………背骨を……ん〜〜〜〜♡
やられたわ………イ……イワンコフ 許さない…………!!
さっさとお行き!!! いつまでん〜〜〜〜♡ 寝てるつもり!?」
サディは立ち上がり監獄中を起こす。
——そしてやられては復活を繰り返す4人の獄卒獣達は
リフトに乗り「LEVEL1」へ回り込む
裏切った看守長シリュウによって外部への連絡回路は閉ざされ——
獄内の情報はどこに伝わる事もなく
かつてないこの大事件はまさに水面下で拡大の一途をたどる———
差し迫るエース公開処刑まで あと4時間半———
ジンベエ「軍艦と監獄船は監獄を囲むように配置されている
どれか一隻奪い取れば処刑までにマリンフォードへ着ける!!」