長編2(ブック)

□第百二十四話
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イワ「イナズマ!! エースボーイの出航時刻をお調べ!!」
イナズマ「ええ すぐに」
イワ「ギリギリよね……!!
  ビブルカードが下を向いてるからまだ連れ出されちゃいない!!
  ヴァターシはこれから麦わらボーイとLEVEL6へ向かうわよ!!」
ルフィ「えー 案内してくれるのか!? でもレベル6!?
  5じゃねェのか?! まあいいや 頼む 行こう!!」

イワンコフはルフィの兄弟であるエースもドラゴンの息子なのではと考え
この戦争の真意が分からなくなった——…。
しかしそれを考えている暇はないとかぶりを振り
ルフィを見る。

ルフィ「じゃ ボンちゃん 後でまた来るからな!」
イワ「麦わらボーイ!! ヴァナタ 今の軽々しく口にするんじゃないわよ!!」
ルフィ「……あァ やっぱそうなのか」
イワ「ヴァターシはヴァナタの父親の仲間!!
  「革命軍」の幹部よ!! だからここに捕まってた
  勝手ながらヴァナタをサポートする義理がある!!
  同胞の息子を目の前で死なせるわけにはいかないわ!!
  ニューカマーランドの住民に伝えなさい
  ヴァターシ達はこれからエースボーイを救出し
  その後インペルダウンからの「脱獄」を試みる!!
  共に行きたい者達は死を覚悟し戦闘準備の上ここで待機を!!」
「え〜〜〜〜!!! そんな急に!!」
イワ「決断はいつも突然よ!!」
ルフィ「よ———し 待ってろよ エース!!
 今行くぞォォォ!!! オォ〜〜〜〜……」

ルフィは再び倒れてしまう。

イワ「え……!! 脈が」
「脈がどうしました!?」
イワ「ある」
「あんのかい!!」
イワ「“エンポリオ・テンションホルモン”!!!」
ルフィ「ごふ!!」

イワンコフはルフィへ再びホルモンを注入する。

イワ「アドレナリンってヤツよ……!!
 今日一日その疲労を忘れられる!!
 そのかわり後日来る壮絶な後遺症なんてヴァナタ今更気にしないでしょう?」
ルフィ「おォ〜〜〜〜……!!」
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