長編2(ブック)

□第百十九話
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「「「……………!!!」」」
ルフィ「ラ……ライオ……いや…オッサン?」

「ソーメン……」

三人は固まっていた。
するとスフィンクスはルフィ達へ走り出す。
三人は必死に逃げる。

「ラーメン!! タンメン…ヤキソバッ!!!」

3「麺類中心に覚えさせられてる〜〜〜!!」

「アーメン」

バギー「祈った!!」

するとスフィンクスは手を上げて
振り降ろす。

囚人達はざわざわし始める。

「遠くで……ス…スフィンクスが暴れてる」
「やっぱ…おれ達ァここから逃げるんなんてムリなんだ!!」

「ジャージャーメン」

叫ぶスフィンクスに
バギーと3は一緒に逃げようとこっそり動き出す。
だがルフィは——

ルフィ「くっそー!! 何ちゅう力だよ!!
  ん? おい 何やってんだ  おめェら!!」
「「!」」

二人は「脱獄同盟」を組んで
ルフィを囮にしようとする。

だがルフィはスフィンクスの頭に

ルフィ「“ゴムゴムのバーズカ”!!!」

これにスフィンクスは起こり始めるが
ルフィは髪の毛を持ったまま頭にのっていた。

3「キミ 何をわざわざおこらせとるのカネ!!」
バギー「————!! マズイ!」
3「はっ!! 二人して卑怯だガネ そんな高い場所へ逃げて!!」

ルフィは頭の上
バギーは宙へを飛ぶ。
3はただのロウ人間のため飛行は不可能。

これにスフィンクスは3へと視線を向ける。

3「ぎゃああああ」

手を振り降ろすスフィンクスだったが
そこにいた3は別の場所へ移動していた。

3「フハハハハ!! ひっかかったな単純動物め!!
  それは私のドルドルの能力で作り出した“ろう人形”!!
  ミス・ゴールデンウィークの着色なしでは物足りないが
  動物の目をダマすのには充分だガネ!!!」

「………ニューメン」

3「それそれ本物はど〜〜〜れカネ!!」

スフィンクスは次々と手を降ろしてろう人形を壊すが
外れていく。

その暴れ方をしていると床はどんどん崩れ始めていく。

3とバギーはこの隙に逃げようとするが
スフィンクスとルフィ達は崩れ行く床と一緒に落ちて行ってしまう。

3「ぎゃああああああ!! このバカ怪物め!!」
バギー「フロアの床をブチ抜きやがったァ〜〜〜〜〜〜!!!」
ルフィ「うわああああ!!」
3「まずい〜〜〜!!」
バギー「オイオイ この下「LEVEL3」だぞォ!!?」

そんな騒ぎの上階
LEVEL2魔界の猛獣フロア

ルフィ達が落ちた後
看守達が確認に来ていた。
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