長編2(ブック)

□第百十九話
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大監獄インペルダウン——
モニター室

「LEVEL2の看守室がバジリスクに押しつぶされてるぞ!!」
「連絡がつかないわけだ」
「バジリスクがやられたのか!!? 二人組は今どこだ!!?
 LEVEL2で 今何が起きてるんだ!!!」
「人影を確認しました!!」
「いたか」
「ですが………3人に増えてた様な……!!」
「何だと!!?」

ルフィ達はLEVEL2 魔界の猛獣フロアで走り続けていた。

バギー「“バラバラ砲―う”!!!」
ルフィ「“ゴムゴムの銃”!!!」
3「“キャンドルロック”!!!」

追っての猛獣たちを倒しながら走り続ける。

バギー「どんどん増えてるぞ!! 怪物達が!!」
ルフィ「うわ!! 大ムカデが爆発した!!」
3「あれは元々複数のパズルサソリだガネ!! 猛毒をもってる!!」
バギー「………!!
  そういやLEVEL2の怪物達のボスはライオンみてェな奴だと聞いたが
  コイツらか!!?」
3「違うガネ!! アレは人の顔を持つ人食いライオン「マンティコラ」!!!
  捕まればホネまで食われてしまうガネ!!」

マンティコラは大群を引き連れて走って来ていた。

「カギ………!!」
「カギヲヨコセ………!!」

バギー「え!?」
3「気にするな 人の骨格によって人のモノマネができるだけだガネ!!
  囚人たちの言葉を覚えただけで意味なぞわかっておらんのだガネ!!」
バギー「気…気味悪ィな……!!」

「フンドシ フンドシ」
「イチゴパンティ」

バギー「アホな言葉仕込まれてんじゃねェか!!!」

「ビーフステーキ」

ルフィ「え?」
バギー「反応すなァ!!」
ルフィ「おい お前 力を貸してくれるって言ったよな」
3「勿論だガネ ここは一つ力を合わせて脱獄しようじゃないカネ!!」
ルフィ「どこから降りればレベル3へ行けるんだ!?」
3「え? 脱獄じゃないのカネ〜〜〜!!?
  レベル1へ登るのでは!!? “火拳のエース”を救出〜〜〜!!?」

3はルフィから離れてのぼりの階段へ行こうとする。

3「イカレれるガネ!! 逃げるガネ!!」
ルフィ「待て!! じゃ 降りる階段の場所だけでも教えてくれ!!」

3は思案してルフィ達と一緒に走り出す。

3「よーし!! 麦わら!! 共に行こう!!
  ついて来……!! !!?」
ルフィ「ん? 行き止まり!?」

何かにぶつかった3。
そこには——
LEVEL2牢番 スフィンクス
【人面羽毛ライオン】がいた。
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