長編2(ブック)

□第百十六話
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“偉大なる航海”——
「海軍本部」

「センゴク元帥!! モモンガ中将から連絡が!!!
 「女帝ボア・ハンコック」——ついに折れた様で 
 今 こちらに向かっているそうです!!」
センゴク「やっとか……間に合えばいいが…
  あの女は強いぞ……!!
  これで“七武海”は——6人 あと一人……
  監獄へ行ったあいつはどうだ そろそろ頭は冷えたか?」
「いえ…未だ戦いに断固反対の様で……!!
 “七武海”の称号剥奪も覚悟の上だと……」
センゴク「最も強力的に参加してくれるものと踏んでいたが
  ここへ来て大暴れとは……ジンメエめ………!!」

センゴクの元に更に海兵達が入って来る。

「報告します!! 元帥殿!!
 シャボンディ諸島の件で 黄猿殿が腹いせに捕らえた海賊500名
 現在インペルダウンでは 書類を作り兼ねると……」
センゴク「労働に回しておけ!!
  今 “白ひげ”の問題以外の話は私に持ってくるな」
「それと世界貴族ロズワード聖が………」
センゴク「「大将」達に処理させろ ガープはどうした!!?」
「ガープ中将なら 先程……インペルダウンへ向かわれましたが」
センゴク「何をしとるんだ あの男はこの事態に!! 自由人め……!!」
「センゴク元帥!! 一大事であります!!
 “白ひげ”に動きが!!」
センゴク「きたか…監視船の報告だな!?
  ここへつなげ直接聞こう」
「いえ……それが“白ひげ”の本船 モビーディック号の
 動きを監視していた海軍船 全23隻……!!
 つい先程一斉に通信が途絶えました…………!!」
センゴク「!!? 何だと………!!?」
「“新世界”にて他の海賊団の不穏な動きもあった様ですが
 ——これでは奴らがどれ程の規模でいつやって来るか
 全く情報がつかめません!! 完全にその姿を見失いました!!
 次の監視船はすぐに手配…」
センゴク「………!!
  ……やられた…!! 
  ——もう動き出していたのか!!!
  ——どこで狙って来るかもわからんな エースを収容している内は
  インペルダウンでの決戦も有りうると皆に伝えておけ!!」
「「「はっ!!」」」
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