長編2(ブック)

□第百十六話
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少し船を進めて
海軍船の近くで船を止めた。

ハン「条件は電伝虫にて話した通りじゃ」

モモ「乗るのはお前とそのヘビだけだな
  “大監獄 インペルダウン”へ立ち寄りたいという話なら
  上官(ウエ)の許可は何とかおりた…
  本来「七武海」とて海賊は一切近づけてはならん場所だ
  今回は特例 時間もない 長いはできんぞ さァ 乗れ!!」

ハンコックは船首の蛇に乗って海軍船へ乗る。

モモ「待った甲斐はあった これで何とか任務は果たせそうだな
  まずは海兵(クルー)の石化を何とかして貰えないか
  ……こいつら死んだのか?」
ハン「…………」

サン「じゃあ姉様!! どうかご無事で!!」
マリ「必ず帰ってね姉様〜〜〜〜!!」
「「ご武運をお祈りしています蛇姫様!!」」

九蛇海賊団の船員たちはハンコックへ手を振る。

ハン「行って参る
  ——しばし 国を預けるぞ」

「「「はいっ!!!」」」

ハンコックは石化している海兵達へ近寄り。

ハン「目覚めよ……」

息を吹きかけると石化は解かれる。

「「「———ック様〜〜〜〜〜〜〜〜♡」」」

ハンコックは素早くその場を離れる。
急に解かれた彼らは一斉に倒れる。

「ん?」
「あれ??」
モモ「船を出せ!! バカ共………!!」
「「「は…はい すぐに」」」

ルフィはハンコックの腰に巻き付いていた。

——ルフィはなんと“七武海”ボア・ハンコックの協力を得て
  海軍の軍艦に乗り込むことに成功した———
  船は——
  世界一の“海底大監獄インペルダウン”へと向かう——
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