長編2(ﾌﾞｯｸ)
□第百十一話
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ﾅﾐ「あァっ！！
ゾロ…ブルック ウソップ サンジ君………！！
……！！ みんな消されちゃった！！」
ﾙﾌｨ「……………何だよ どうしたら…！！
アリア〜〜〜〜！！ 逃げろ〜〜〜〜！！」
『ルフィ……っ』
ﾚｲﾘｰ「ハァ…ハァ…向こうの事態が尋常ではないな……！！
何とか力を貸したいが…歳は取りたくないものだ ハァ」
ﾎﾞﾙ「「海軍大将」一人止めといて まだ欲張られちゃあ
わっしの立つ瀬がない いい加減にしなさいよ」
くまはアリアの前から消えて
レイリーの背後へ現れる。
ﾚｲﾘｰ「！」
ｸﾏ「“冥王”レイリーだな……」
ﾎﾞﾙ「！……くま…」
くまはレイリーに何かを耳打ちして
離れる。
ﾚｲﾘｰ「……………」
ｸﾏ「……………」
ﾚｲﾘｰ「お前のいう事を 私に…信じろと………？」
ｸﾏ「貴様の自由だ……おれも立場を危ぶめている」
ﾎﾞﾙ「おめェ一体どういうつもりだい……くまァ」
ｸﾏ「政府の息のかからない事例では
我々が海軍と仲良くする義務はない……
質問には答えない」
ﾙﾌｨ「この野郎〜〜〜〜〜〜〜〜！！
ギア“2”！！」
『ルフィ！！ ダメ！！ やめなさい！！』
ｸﾏ「……………」
くまはその場からまた一瞬でフランキーとナミの元へ移動する。
ﾌﾗﾝ「おわァ こっち来たァ！！」
ﾅﾐ「わっ！！」
ﾌﾗﾝ「そこどきやがれェ！！ “ストロング右”！！」
ﾅﾐ「だめよ フランキー！！」
フランキーは目の前に現れたくまへ攻撃をする。
ﾙﾌｨ「フランキ〜〜〜〜〜〜〜〜！！！」
ルフィはくまの方へと走り出す。
ﾛﾋﾞﾝ「待って ルフィ
敵の思うツボになる！！」
ﾙﾌｨ「“ゴムゴムのJET銃”！！！！」
ルフィはくまへ攻撃をするも
伸びた腕は肉球によって軌道を変えられてしまう。
そのままルフィは瓦礫へ突っ込んでしまう。
くまはフランキーへ視線を変えて
手を伸ばす。
ﾌﾗﾝ「！！」
ﾙﾌｨ「フランキ〜〜〜〜〜〜〜〜！！」
ﾅﾐ「！！」
ﾙﾌｨ「………！！ ゼェ…ゼェ…！！」
ﾅﾐ「ルフィ！！」
くまはそのままナミへと手を伸ばす。
ﾙﾌｨ「ナミ！！！」
ﾅﾐ「助け て…」
ナミはルフィへ手の伸ばそうとするも消されてしまい
届かなかった——…。