長編2(ブック)

□第百十一話
4ページ/7ページ

ウソ「そうなってんだよ!! もうイヤだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
  何人いるんだよ一体コイツら!!!」

くまはゾロへと近づく。

ゾロ「……………!!」
クマ「生きていたのか ロロノア」
ゾロ「お前の…慈悲のお陰でな」
ウソ「おい喋ってる場合じゃねェよ 早く」
クマ「旅行するなら どこへ行きたい………?」
ゾロ「!!」
『………?』
ウソ「逃げ……!!!」

ゾロは一瞬でくまの能力によってその場から消えてしまった。

ルフィ「え……」

ウソ「……………? あれ?? ゾロ!!?………??
  ゾロ!!?」
『くま……っ ゾロをどこへやったの!?』
ウソ「てめェ ゾロに一体何しやがったァ!!
  今…たった今目の前にいたのに!!!」
クマ「……………」
『なんのためにここへ……っ』

未だ暴走チョッパーは暴れまわっていた。

ロビン「チョッパー 無茶しないで!!」
ルフィ「……………!! チョッパ———…!! ハァ」
戦「うおっ!!!」

ルフィ「ゾロ〜〜〜〜!! どこ行ったんだァ〜〜〜〜!!?」

ボル「バーソロミュー・くまァ…!!
  “七武海”は「本部」に召集を受けているはず………!!
  ……これだから“海賊”は信用ならねェよォ〜〜〜〜…」
レイリー「……………!!! 向こうもカバーしたいが…」

フラン「とうとう本物か……? ゾロが消された」
ナミ「間違いない…今の能力 見た事あるもの
  スリラーバークで女の子が一人…ああやって消されて
  二度と帰って来なかった…」
フラン「!!?」
ナミ「あの娘 一体どうなったんだろ……」

戦「くま公!! 何であの野郎がここに!!」
ルフィ「おい!! あいつゾロに何したんだ!!? 
  ハァ…ハァ…!! どこに消した!!」
戦「わいは世界一口の固い男
  あいつの肉球で弾かれた人間はウソか本当か
  三日三晩空を飛ぶというぜ
  どこへってのは飛ばした本人しかわからねェ
  少なくともこの島にも…すぐに会いに行ける様な場所にもいねェさ
  遥か海の裏側かもな」
ルフィ「!!!」

サンジはなんとか起き上がっていた。

サンジ「……………!! とうとう出やがったか…
  本物の“七武海”!! アリアさん! 安心してくれおれが守るから!」
『……でもっ』
ウソ「ゾロはどこへやったんだァ〜〜〜〜!!」
クマ「……………」
ウソ「ハァ 何とかいいやがれ!! コンチキショ———!!!
  また性懲りもなく…」
サンジ「!!」
『!!』
サンジ「危ねェ ウソップ 後ろだ!!!」

するとパシフィスタをくまは能力で消してしまう。

クマ「邪魔をするな」
ウソ「え!?」
『……!!』
ウソ「仲間まで消した………!!」

戦「あいつ…PX-1まで………!!!
  何のマネだ てめェ 味方に何やってんだ くま公ォ!!!」

クマ「……………」

ルフィ「走れ!! 4人共〜〜〜〜!!!
  とにかく 全員 ここから逃げろ!!
  後は助かってから考えろォ!!!」

ナミ「でもゾロが」
フラン「だからそれを後で考えろってんだろ!! いくぞ」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ