長編2(ブック)

□第百五話
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ルフィ「え——!? アレ……あいつか!? んめェ んめェ」
サンジ「……骨格変えてやったんだ もう何も言われる筋合いはねェだろうよ!!」

デュバル「いや〜〜!! 黒足の若旦那!! 
  ボッコボコに顔面蹴られた あの後
  意識を取り戻して おれ達も〜〜びっくり!!
  こん〜〜なハンサムにして貰っちまって!! もう自分でウットリ♡
  コレ女子が放っとかねェべよ 人生バラ色ぬらっ!! みたいな!! アハハハハ
  すぐにでもまた のんびり田舎に帰りてェとこなんだが
  恩人たちに恩も返さず帰った日にゃあ 寝覚めが悪ィってんでね!!
  この海域は初めてだろ!? 何かおれらでお役に立つ事があれば
  何なりと申し付けて欲しいん…だ!!」

サンジ「慣れてねェならウインクすんなよ…」

ヘタなウインクをしたデュバル。

サンジ「不満がねェんなら それで結構
  頼みがあるとすりゃ もう二度とおれ達の前に現れるなって………
  聞いてんのかよ!!」

デュバル「いっそ 白馬にのりたい」
「ヘッド!! ヘッド!! 話を聞かなきゃ」
デュバル「そうかそうか…え?
  ハンサム?」

サンジ「いってねェだろ そんな事一言も!!!」

デュバルは目先にいたナミに気づく。

デュバル「あ……」

ナミ「ん?」

口を拭いていたナミにデュバルは

デュバル「照れくさいが受け取ったぜ お前の投げKISS」

ナミ「してない!! タコ焼きのたれ拭いてただけよ!!
  どんな前向きな幻覚見てんのあんた!!」

デュバル「ああ…鏡よ鏡 この世で一番ハンサムな男はおれ?」
「「「一択クイズ!?」」」

ウソップとルフィはタコ焼きを食べながらデュバルを見る。

ウソ「ハンサムはわかったが元がバカだからどうしようもねェな」

デュバル「!!?…………嫉妬?」

ウソ「違うわ!!!」
ルフィ「やめろ ウソップ!! 
  なんか性格的に敵わねェ!!!」

デュバル「ほんじゃな 若旦那達!! これ おれの電伝虫の番号なんで
  いつでも呼んでくれ 必ずあんたらのお役に立つぜ!!」

「「…………」」

デュバル「ホント迷惑かけたな!
  とんだトバッチリでごめんな!!!
  行くぜ!! “人生バラ色ライダーズ”!!!」
「「イエスハンサム!!!」」

サンジ「早く行け…」

デュバル達は颯爽と消えていく。
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