長編2(ブック)

□第百四話
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サニー号では——

ウソ「きたな くらえコノっ!!」

「ぐわ」

ウソップは大砲をトビウオへ命中させる。

ウソ「当たった——!! 見たかコンニャロ ご愁傷さんっ!!!」
チョッパ「ウソップすげー!!」

デュバル「“ゼロファイト” 誰かやらねェか 医療費100万出そう」

デュバルは“ゼロファイト”を提案していた。
この声はルフィ達にも届いていた。

「のったぜ ヘッド おれが行く!!!
 どけどけどけ〜〜〜エ!!!」

金棒を振り回しながら飛んでくる。

チョッパ「何かでっけー奴が来たぞ!! 金棒振り回してる!!
  ——さっきの通信何だ!? 医療費とか言ってたけど」
サンジ「あいつハンドル持ってねェ!! まさか“体当たり”ってこっちゃねェだろうな
  あの速度と巨体で突っ込まれちゃ船がもたん
  ルフィ お前魚の方いけよ」
ルフィ「おお よしきた」

「思い知れ この速度で落下する巨体の破壊力は“隕石”にも匹敵する」

チョッパ「やっぱり曲がる気ねェぞ!!!」
サンジ「破壊力増すのは飛んでるお前も同じだ!!」
ルフィ「ほっ」

サンジとルフィは船から飛んで
突撃してくるそれにサンジは男の顔面に蹴りを
ルフィはトビウオに風船をお見舞いして動きを止める。
さらに顔の横の部分をつかみ背負い投げをしたルフィ。

トビウオはサニー号の甲板へ叩きつけられ意識不明。
男は海へと投げ出された。

チョッパ「カッチョイ〜〜〜!! 二人共!!」
ルフィ「今日の夜メシだ!!」
ロビン「近くで見ると大きいわね」

だが上には
猛スピードで飛ぶトビウオ群れ。

ウソ「気がつきゃ 結構な数飛んでるぞ!!
  一体 何匹倒せば終わりなんだ!?」
ルフィ「乗りてェ〜〜〜!! くそ〜〜〜!!
  さっきのでおれが諦めたと思うなよ!!」
ナミ「諦めなさいよ!1 もー 助けないからね!?」
ブルック「何て事ですか……私!! “麦わらの一味”における初陣!!
  お役に立たねば男の名折れ!!」
ルフィ「おう どうした ブルック」
ブルック「あのトビウオ 何騎減らせます事やら……
  不便ながらもこの手並の程……ご覧いただきます!!」

ブルックは動き出す。

ルフィ「うお すげージャンプ力!!」

ブルックはトビウオの飛ぶ空中へ——…
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