長編2(ﾌﾞｯｸ)
□第百三話
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ﾙﾌｨ「あ―― 面白かった――！！」
ﾅﾐ「おかえり ごくろう様！」
ﾙﾌｨ「だめだ 全然海の底も見えねェや
本当にあんのか？ 魚人島！！」
ﾌﾞﾙｯｸ「ヨホホホ 潜水艇初めて乗りました―」
ﾛﾋﾞﾝ「もっと下なら着く前に死んじゃうわ」
ﾅﾐ「”記録指針”は確かにこの真下を指してるんだけど
困った……ローラ達にもっと話を聞くか
アリアに早めに聞いとくんだったわ」
ﾙﾌｨ「ん？」
ルフィは海面がブクブク言っているのが気になった。
すると――
ﾙﾌｨ「さっきの奴だ！！」
ﾌﾞﾙｯｸ「ついて来た！！ ”海兎”ィ！！！！」
それはサニー号を襲おうとする。
ﾙﾌｨ「海の上でおれに勝てると思うなよ ”ゴムゴムの〜〜〜回転銃”！！！！」
それは一発で倒れていく。
ｳｿ「なんかデカく感じなかった…」
ﾁｮｯﾊﾟ「オーズ見ちゃったからな！！ いっとき大丈夫だ がははは」
ｻﾝｼﾞ「何か吐いたぞ」
ウサギの口から飛んで来たのは二つの影。
ﾙﾌｨ「ん？ 魚？」
ｳｿ「人！？ 違う！！」
ﾅﾐ「まさか」
ｻﾝｼﾞ「ま！！ まさか〜〜！！」
それは甲板に落ちて来た。
「きゃ――っ！！」
ｻﾝｼﾞ「ぬあ〜〜〜っ♡」
「ハッ！！」
ﾙﾌｨ「！？ 何か変なのもいる！！」
「ハァ ハァ わーっ！！ 人間の人潰しちゃった――！！
ごめんなさい！！ 大丈夫！？」
ｻﾝｼﾞ「いやいやいいんだ そんな事♡
それより君」
ｳｿ「尾ビレ………」
ﾅﾐ「まさか 本当に………！？」
「「「「人魚！！？」」」」
「わ――！！ びっくりした いっぱい人間の人！！！」
「「うおっ！！！」」
「消化されそうな所
助けてくれてどうもありがとう！！ 私海獣に食べられ易くって！！
かれこれもう20回目くらい 何か お礼をいなくっちゃ！！
――そうだ！！ タコ焼き食べる！？」
若い人魚――…。
彼女は
キッシンググーラミーの人魚
ケイミー
だという。