長編2(ブック)

□第九十九話
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ナミ「“テンポ”!!!!」

オーズ「うおっ!!!」

雷がオーズへと落ちる。

『うわァ!!!』

アリアは必死にその場から逃げる。

オーズは雷に打たれて
膝をつく。

チョッパ「雷!!! この攻撃…!!」
ゾロ「効いた!! ヒザつきやがった!!」
サンジ「天候棒だ ナミさんが
   無事なのか!?」

サンジは周りを見る。
すると上の方に——

サンジ「いた!! ナミさんだ——!!
  んナミさ〜〜〜ん!!!」

ナミ「ちょっと 呼ばないでよ
  気づかれるでしょ!!?」

サンジ「よがった!! フガイねェ おれをゆるしてくれ〜!!」
ゾロ「ウルセェな コイツは」
サンジ「よがった〜〜
  ナミさん 無事だ〜〜〜!!!」

サンジの声に
ナミが反応してしまったことで
オーズに場所がばれてしまう。

ナミ「ほら〜!!」

オーズは左の拳を構え始める。

オーズ「“ゴムゴムの〜〜〜”!!」

ナミ「! 何?? 何? まさか伸びるの!?」

チョッパ「届かねェだろ? あれ」

『あぁ〜 びっくりした……っ』
ゾロ「フランキーは大丈夫か!?」
『ええ 気絶してしまってるわ…
 ギリセーフね—…』

オーズはめいっぱい溜めて
ナミのいる場所へ——

オーズ「“銃”!!!!」

伸びないと思った腕は
有り得ないことだが 伸びたのだ。

チョッパ「え!!? 伸びた!! 何で!!?」
ゾロ「そんなバカな…………!!」
チョッパ「ナミ〜〜〜!!!?」

するとナミは橋の瓦礫に紛れて宙に浮いていた。

チョッパ「……い!! いた!!
  ナミは無事だ!! よかった ロビンが助けたんだ!!」

ロビンの腕によってぶら下がっているナミ。
そんな中 オーズは自らの腕を見ていた。

オーズ「伸びた なんかいつもの感じだ」

ロビン「驚いたわね…
  大丈夫? ナミ…!!」
ナミ「ハァ…ハァッ ありがとう お陰様で……!!」
『無事でよかったわ』
ゾロ「マズイ事が起きたぞ 今……!!」
サンジ「あいつの腕が何で伸びるんだ!!?
  ゴム人間はこの世に一人だろ!!!」
ゾロ「モリアだ……何かしやがったな!!!」

オーズ「“ゴムゴムの……鞭ィ”!!!!」

サンジ「これじゃ まるっきり
  ルフィの化け物じゃねェか!!!!」

オーズの腕や足が伸びるようになった事
これは一体——…。
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