長編2(ブック)

□第九十九話
2ページ/7ページ

ウソ「……新兵器…“クワガタ”……!!」
フラン「準備はいいか!? ウソップ!!」
ウソ「いいけどお前 これ シャレで作ったんだ
  後どうなっても知らねェぞ」
フラン「大丈夫だバカヤロー 今週のおれは特にスーパーなんだぜ!!
  それにアリア!! 何かあったら頼むわ!!」
『急に言わないでよね……』

ウソップは瓦礫と大きなゴムで作った大きなパチンコに
フランキーを乗せて放った。

フラン「ん〜〜〜!! スーパーな勢いだ!! 
  覚悟しやがれ!! コイツは海獣・海王類 相手に使う “迫撃砲”!!!
  風穴開けたらァ!! くらえ!! モリア!!!」
『もう!! そういう事なの!?』

飛んでったフランキーに追いつこうと飛んでいくアリア。

モリアの目の前で照準を合わせて迫撃砲を放つ。
だが オーズが体をそらし
それは建物へと飛んでいく。

チョッパ「何て身のこなし………!!」
ゾロ「時々忘れるぜ あいつがルフィだって事!!」

次の瞬間フランキーはオーズの頭突きをくらう。

フラン「え」

『フランキー!!!』

フランキーは飛ばされていく。
その先には建物の壁 更にオーズの足がフランキーを狙っていた。

『“アクアフーニス”!!!』

アリアの手から水のロープが現れて
フランキーに巻き付く。
それを思いっきり引っ張ってフランキーをその場から離す。
オーズの足は勢いよく建物を崩していった。

『っ…フランキー?』
フラン「…………」

ウソ「フランキー!! フランキー!!」

『大丈夫!! 気を失ってるだけよ!』

アリアは上から現状を伝える
そこに——

『!』

オーズの拳がアリア達のいるところへ飛んでくる。

モリア「こんな攻撃はお前にとっちゃなんでもねェからなァ」

『外道……っ』

何発もの拳がアリアとフランキーを襲う。
避けつつフランキーを庇う。

ウソ「アリア あの猛攻を全部避けてやがる…」

チョッパ「すげェ——!!」
ゾロ「だが フランキーを庇いながらじゃ
  長くは持たねェ!!」

ゾロは走りだす——
だがそこに——

ナミ「“サンダーボルト”!!!」

『…! げっ…』

チョッパ「え…あの雲は」

オーズの頭上に現れた雲。
次の瞬間——
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ