長編2(ブック)

□第九十八話
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そのころルフィは———
森の中で——…

ルフィ「捕まえたぞ———っ!!!
  モリア〜〜〜!!!!」

ルフィはモリアを捕まえたというが——

ルフィ「も……!! もう逃がさねェぞ コノヤロー!!
  さァ おれと戦え!! みんなの影を返せ!!!」

モリアが振り返ったと思ったが——
そこにいたのは影の方だった。

ルフィ「!……カゲ?
  しまった〜〜〜〜〜〜!!!
  ダマされてた〜〜〜〜〜〜!!!
  ここどこだ〜〜〜!!?」

影奪還リミット
“夜明け”の刻はせまる——

モリアの影はそのままどこかへと飛んで行ってしまう。

ルフィ「あ……!! 待て――――
  モリアの影〜〜〜!!! 置いてくな————!!
  ここはどこなんだよ———!!
  お——い!!」

ルフィは周りを見る。

ルフィ「まいった!! やべェな!!
  みんなの影 おれが取り返すって言ったのに!!
  おれ 影がないと大変だ!!……ないとどうなるんだっけ!!
  えーっと……朝日が昇ったら…いけない…だよな!!
  おれ達このままだと太陽の光で溶けちまうのか!!!
  急がねェと夜が明けちまう…まさかこんな事になるとは!!」

ルフィは迷子である——…。
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