長編(ブック)

□第八十四話
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ブルック「ビックリしました!!
  何十年振りでしょうか
  人とまともにお会いするのは!!
  ここらじゃ会う船会う船
  ゴースト船でもう怖くて!!」


楽しそうに喋るガイコツに


ルフィ「みろ 喋ってる!!
  ガイコツがアフロで喋ってる!!」

『ルフィ! 人でもなんでも指は指しちゃダメ!
 約束でしょ!!』

「「……!!」」


ルフィは楽しそうに

アリアはいつも通り

ナミはガイコツを見て震えていた

サンジはナミを背後に隠しながらガイコツを見る。


ブルック「オヤオヤ!!
  そちら実に麗しきお嬢さん達!!
  んビュ――ティフォ―!!」

ナミ「…えっいえ…そんな」

『あら ありがとう』

ブルック「私 美人に目がないんです!!
  ガイコツだから目はないんですけども!!
  ヨホホホホ!!」


ブルックは笑いながら話していたと思っていたら

少しトーンを落としてナミとアリアにこう言って来た。


ブルック「パンツ見せて貰ってもよろしいですか?」

「『見せるかっ!!!』」


二人でガイコツに蹴りを入れる。


ブルック「ヨホホホ オヤオヤ 手厳シィ―――!!
  骨身にしみました!! ガイコツなだけに!!」

ナミ「うっさい!!」

『思わず蹴っちゃったわ…』

ルフィ「うはははは!!
  お前うんこでるのか?」

サンジ「それ以前の疑問が山程あんだろ!!!」

ブルック「あ うんこは出ますよ」

サンジ「答えんな どうでもいいわ!!
  まず!! お前は骨だけなのになぜ生きてて喋れるのか
  お前は一体何者なのか なぜここにいるのか
  この船で何があったのか
  この海ではどんな事が起きるのか全部答えろ!!」

ルフィ「そんな事より お前 おれの仲間になれ!!」

ブルック「ええ いいですよ」

ナミ「!!?」

サンジ「うおおおおおいっ!!!」

『あっさりね……』


ルフィの勧誘をあっさり吞んだブルック。

ここでは話にならないのでサニー号へ一旦戻る事に――


ブルック「ヨホホホ!! ハイどうもみなさん!!
  ごきげんよう!!
  私 この度 この船でご厄介になる事になりました
  “死んで骨だけ”ブルックです!!
  どうぞよろしく!!」


「「「ふざけんな!! 何だコイツは!!!」」」

ブルック「ヨホホホ おやおや手厳シィ―――!!」


ゾロとフランキーとウソップが叫んだ。

それを笑い飛ばすブルック。
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