長編(ブック)

□第七十七話
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支柱――


ルフィ「“ゴムゴムの”!!!
  “JET銃”!!!!」

ルッチ「!!!」

ルフィ「!!?」

ルッチ「く!!」


ルフィの攻撃を食らったルッチ。

だが――


ルフィ「!!!…後ろに飛んで衝撃を減らした!!」


ルッチは瞬時にルフィの背後へと近づく。


ルフィ「ハァ…」


ルフィは集中している。


ルッチ「「指銃」」


ルフィの心臓部を背後から狙うルッチ。

しかしルフィは横へ瞬時に移動して避ける。


ルッチは息つく間もなくルフィへとびかかり「指銃」を打とうとする

ルフィは左手のひらでそれを受け止める。

逆の手でルッチの腹部を殴りにかかるが

それを腕で防ぐ。


「指銃」を防いだ手を後ろへと伸ばしたルフィは―ー


ルフィ「“JET銃弾(ブレット)”!!!」


腹部に直撃したことで血を吐くルッチ。

さらに――


ルフィ「“ツインJET銃”!!!」

ルッチ「!!!!」


ルフィの追撃にルッチは吹き飛んでいく。


ルッチ「カハ ハァ…………!!」


がれきから起き上がるルッチの腹部には

ルフィの拳の後が二つ見える。


まだまだルフィの攻撃はやまない。


ルフィ「“ゴムゴムの”」


ルッチは立ち向かってくるルフィに―


ルッチ「ハァ…ハァ………見せてやる
  「六式」の全てを極限まで高めた者の
  …最強の体技 「六式」奥義!!!」


ルッチは自分からも間合いを詰めていく。

そしてルフィの腹部に両手を構えて――


ルッチ「「六王銃」!!!」

ルフィ「!!!」


かなりの衝撃にその場に倒れるルフィ。


ルフィ「………!!」


ルッチ「ハァ…ハァ…」


ルフィ「ゲボ!!」


口からは大量の血が吐き出される。


ルフィ「……空島の “衝撃貝”みてェだ……!! ケホ
  だけどパワーはあの何倍もある……!!」


ルフィは膝をついたまま動かない。


ルッチ「「嵐脚」 “凱鳥”!!!」


ルフィ「!!」


この技で建物に亀裂が入った。

その際大きな爆発音に近い音が響いた。
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