長編(ブック)

□第七十六話
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正門――


巨人達は正門前まで来ていた。

フランキー一家とガレーラは大喜び。

逃げ切れると思っていた。

だが――

彼らの目の前には


オイモ「ウッ…」

カーシ「!!」

オイモ「そんな……」


海軍船3隻があった。


「見ろ!! 本当に来た!!」

「あいつら確かに裁判所で縛ってきたのに!!」

「どうやって」

「中将殿!!」

「んん…狙いを定めろ」


船に乗り込む海軍たちは――


「所属部隊及び部署 M・コード
  顔写真を照会し軍艦へ乗り込め!!「」

「よかった おれ達も島と一緒に消されるかと…!!」


ザンバイ達は――


【抵抗は無駄である!! 海賊共!!
 動けば一斉に射撃・砲撃する!!】


銃も砲台も向けられた状態。


タイル「マズイぜこりゃあ〜〜〜!!」

ザンバイ「確かに逃がしてくれる雰囲気じゃねェな」

モズ「後ろは滝と…」

キウイ「燃える島…!! 逃げ場だってないわいな」

「前面からは銃口!! 砲口!!」

ルル「今 何考えてる パウリー」

パウリ「…人生の思い出」

ルル「縁起でもねェ…!!」

「ゲロ!!」


【海兵・役人の回収完了―――
 各艦正門より――距離を取れ】


軍艦は少しずつ後ろへ下がっていく。


様々な所で砲撃の音が鳴り響くエニエス・ロビー。


「6号・7号・8号艦が「正門」前に海賊達を確認しました」

「うむ」
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