長編(ブック)

□第六十五話
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「裁判所」前広場―


「何してる 中へ急げー―!!」

「海賊達は裁判所の中だろうがァ!!」

「それが!! 中央の扉にカエルが陣取って入れねェ!!」

「カエルゥ!!!?」


裁判所の扉の前には

フランキー一家とヨコヅナが頑張っていた。


「一人も入れるなヨコヅナ ふんばれ!!」

「ゲロゲロ―――!!」

「この守りが崩れると何千人もなだれ込んで来るぞ!! 
 跳ね橋が下りるまで耐えろ!!」

「ゲロォ――!!」


ヨコヅナは今度こそフランキーを守れる様に

今までの努力をここで発揮する。



裁判所 右手の塔


キウイ「一人でもたどり着けばいい!!
  何が何でも上階の跳ね橋の
  可動レバーを引くんだわいな!!」

「「「ウオオ〜〜〜〜ッ!!!」」」


キウイ率いるフランキー一家Aが

そこに待機していた海兵達と戦っていく。


裁判所 左手の塔


「モズの姐さんっ!!」

モズ「構わず行きな!!
  橋を下ろして 麦わら達を必ず“司法の塔”へ
  渡すんだわいな!!」


モズ率いるフランキー一家Bもひるまず戦っていた。



裁判所 法廷――


ゾロ達が去ったそこは

ザンバイ率いるフランキー一家Cがバスカビルと海兵達と戦っていた。


「止めろ 絶対行かせるな!!」

「ぬえい!! 邪魔するなァ―――!!」

「さっきの剣士達は一体 何の為に上階へ向かった!!」


ザンバイ「答える義理はねェよ!!」


「何をォ!!?」


ザンバイ「んな事より フランキーの兄貴は無事なんだろうなァ!!!!」


ザンバイはひたすらフランキーの心配をしていた。
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