長編(ブック)

□第六十一話
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カーシ「我らは生まれながら“戦士種族”!!」

オイモ「少しデケェだけのチビ人間とは流れる血が違うのだ!!」

カーシ「一匹たりとも通さんぞォ―――!!」

オイモ「オイもォ!!」


「「「!!?」」」


フランキー一家はアニキであるフランキーの為に―…


「こ…ここ!! 腰を退くな!!
 気持ちを折るなァ!!
 フランキーのアニキはあの門の向こうにいる!!」

「オウ!!」

「アニキの名に恥じぬ戦いを見せろ!!
 フランキー一家!!」

「「「ウオオオ―――ッ!!!」」」

「負けんじゃねェ―――!!
 門をこじ開け“ロケットマン”の通路を切り開けェ!!!」


立ち向かうフランキー一家。

しかし―


軽く倒されてしまう。


その後ろで―


ザンバイ「準備はいいか」

「「バヒヒ〜〜〜ン!!」」

ザンバイ「完了だ 行くぞ!!」


正門の方で何かの準備が出来た様だ―…。


どんどん倒されていくフランキー一家。


「畜生ォ!! こんな怪物共 どうにもならねェ!!」


そんな巨人に突っ込んで来たのは――…


ソドムとゴモラだった。


カーシーにかみつく二匹の背中にはザンバイやシスターズ

ガレーラの3人までいた。


ザンバイ「悪い 遅れた!!
   ソドムとゴモラを陸上用に切り換えてたんで!!」


ザンバイ達は下を見るとデストロイヤーズが倒されてるのを見た。


ザンバイ「よくもてめェら ウチの大戦力を!!」

パウリ「行くぞ!!」

「「ああ」」

キウイ「体制を崩すわいな モズ!!」

モズ「了解! キウイ!!」


シスターズはカーシーの足へと降りて 切りつける。

靴がバラバラになり 体制を崩す。

そのスキを見てパウリーがロープで髪を引っ張る。


パウリ「ロープ・アクション
  “ティンバー・ヒッチ・タグ”!!!」


後ろに引っ張られていくカーシーの胸元には

ザンバイがバズーカーを構えていた。

目の前で放たれた事でダメージは相当である。


カーシ「うが――っ!!」

オイモ「カーシー!!」


ルルとタイルストンがとびかかり―


ルル「貼り付けろ!!」

タイル「“木釘(トレンネル)ロック”!!」


顔の皮を引っ張り 打ち付けた二人。


ザンバイはオイモにアカンベーをして煽る。


オイモ「コノ……潰したる――っ!!」

カーシ「ギャ―――ッ!!」

オイモ「ウオオオ―――ッ!! カカ…カーシー!!」


とどめはオイモが決めた――…。


オイモもこれには焦り始める。


「「「うおっシャ―――ッ!!! もう一匹いくぞ―――!!!」」」


オイモ「おのれ〜〜っ!!!」


フランキー一家とガレーラは力を合わせていく。
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