長編(ブック)

□第六十話
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ココロ「ぐずぐずしてるヒマはないよっ!!!」


ザンバイ「そんじゃ おれ達ァ
   作戦通り先行する!! 援護は任せとけ!!」


フランキー一家とガレーラの人間が立ち上がる。

その中にはナミとそげキングがいた。


ゾロ「オイ そこ二人はこっちじゃねェのか」


アリアは車内に戻って来た。


『すごく人が減ったわね―…』

チョッパ「あれ? ルフィは?」

ナミ「え? さっきまでここに…」

『さっき出て行ったわよ』

ナミ「は?」


「あれ!!? 麦わらさんっ!!?」

「「「ええ!!?」」」


ルフィはすでに島を囲っている柵の所にいた。


パウリ「何やってんだ あいつは 勝手に―――っ!!!」

ザンバイ「あの人 作戦全然わかってねェ〜〜〜〜っ!!」


チョッパ「………」

ナミ「ムダだった」

サンジ「「わかった」って言ったよな」

キング「5分“待つ”とか ムリだから」

ゾロ「そりゃそうか」

『いいのよ そういう子だから 
 きっとこの行動が良い風に動くかも知れないわよ?』


ココロ「んががが 気の早ェ奴らね」

チムニ「いけー!! 海賊兄ちゃん!!」

「ニャー」

「ゲロー!!」


そんなルフィを見たザンバイ達は―


ザンバイ「遅れをとるな ソドム!! ゴモラァ!!
   鉄柵をよじ登り「正門」をコジ開けろ―――っ!!!」
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