長編(ブック)

□第五十七話
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「ロケットマン」――


ナミ「よし! 戦闘準備バッチリよ!!」

『よくこんな服持ってたわね―…』

ナミ「アリアの分も用意してて良かったわ!!」

『ありがとう』


車内で着替えたルフィ達。

そんな中 ナミとアリアの着替えに悶える男達と怒っている男がいた。


ナミ「何してんの」

パウリ「てめェら 何堂々とここで着替えてんだ!!
  ハレンチ女共が!!」

「「「ナイスハレンチ…」」」

ナミ「仕方ないじゃない 1車両しかないんだもん」

パウリ「おめェら 腹を隠せ!! 腹と足を!!!
  てめェらもだ スクエア!!
  お前らが乱れた社会を作るんだ!!」

モズ「うるさいわいな テレ屋」

キウイ「テレ屋」

パウリ「コノ…」

『まったく…ってルフィ…なに詰めてるの?』

ルフィ「ん? この黒ズボン ポケットがついてるんだけどよ
  どうせポケット付きならもっとでけェ方がよかったよ
  弁当が入らん」

『ルフィ…』

ナミ「肉を詰めるな ポケットに!!」

ゾロ「! ナミ 武器変えたのか」

『そういえば 手に持っているの
 今までとは形が違うわね』

ナミ「これは空島から帰った後
  ウソップが「貝」を使って
  より強く改良してくれたの
  完成版“天候棒”よ!!」

ゾロ「そうか ウソップの……」

『あ…』

ナミ「そう遺作……」


ウソップの事を思い出したナミとルフィはしんみりし始める。


ゾロ「しんみりさすな!!」

『こればっかりはしょうがないわよね』
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